こんなゴツイPCケースは見たことない!
Thermaltakeが10周年モデル「Level 10 Extream Gaming Station」を発表
2009年06月02日 23時30分更新
Thermaltakeは2日、Computex Taipei 2009の自社ブースにて、同社の10周年を記念したミドルタワー型のATX対応PCケース「Level 10 Extream Gaming Station」を発表した。デザインはBMW Group DesignworksUSAが担当しており、電源、HDD、5インチベイ、M/B部とを大きく4つのブロックに分割して独立させるという大胆なデザインを採用しているのが特徴だ。
写真の通り、デザインは非常に奇抜、かつ先進的。詳細をフロント部分からみていくと、5インチオープンベイ×3、3.5インチベイ×6という構成で、5インチベイ部分と3.5インチベイ部分はそれぞれ独立している。また3.5インチベイ部分はそれぞれ個別のユニット構成になっており、ユニット同士がヒートシンクで接続されている。この3.5インチユニット部には、外部からは確認することができなかったが、60㎜角のファン(2500rpm/19dBA)が2基内蔵しているという。
M/B部はフロントに赤色LEDを搭載した140㎜角ファン(1000rpm/16dBA、120㎜角ファンに交換可能)を1基、リアにこちらも赤色LEDを搭載した120㎜角ファン(2500rpm/19dBA)を1基搭載しており、サイドパネルには吸気口も用意。ただし、こちらのサイドパネルには見て確認した限りでは、別途ファン搭載は不可能なようだ。
電源、M/B、5インチベイの各ブロックの開閉は観音開き方式を採用しており、拡張時には必要なブロックだけを作業するだけでよく、使い勝手も良さそう。フロントアクセスユニットの構成はe-SATA×1、USB×4、HDオーディオ入出力×各1。総アルミ製で、サイズは614×318×666.3㎜、重さ25kg。カラーはブラックのみで、価格は7~8万円を予定。日本での発売日は未定となっている。

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