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COMPUTEX TAIPEI 2009レポート 第21回

COOLERMASTER、注目はPLC対応電源!

2009年06月12日 21時00分更新

文● 近江 忠

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 COMPUTEX TAIPEI 2009レポートも今回の記事が最後。シメを飾るのは自作ユーザーの中でも幅広い支持を得ているCOOLERMASTERだ。
 同社はPCケースのほか、CPUクーラー、電源ユニット、入力デバイスなど、数多くの製品をラインナップしている。今回はこの中でも注目の製品をいくつかピックアップして紹介していこう。

Sentinel Advance Gaming Mouse

分解能5000dpiのレーザーゲーミングマウス。マウス内にメモリが搭載されており、ボタンのアサインが可能となっている。また本体にはOLEDモニタが搭載されており、ステータスの表示が可能だ。また、本体が発光するようになっており、8色に変更できる。もちろんゲーミングマウスのため、ウェイト調整機能も装備している。サイズは83.6×135×40㎜となっている。日本での発売、および価格は未定となっている。

8ボタン式のゲーマー向けレーザーマウス「Sentinel Advance Gaming Mouse」

本体が8色に発光可能。気分に合わせて色を変えてみるのもおもしろいだろう。またウェイトでマウスの重さを変えることも可能となっている

OLEDモニタが搭載されており、ステータスの表示可能。写真のようにX軸、Y軸の分解能を表示できる

写真のように発光させる色を変更可能。製品紹介のスペックシートによると8色が登録されているという

Power LAN 700W

 コンセプトモデルとして展示されていた「Power LAN 700W」は、電源ユニットにLAN機能を持たせた製品だ。別途PLCアダプタが用意されており、そのアダプタにADSLモデムなどを接続することにより、家庭内の電源でLANを構成することが可能になる。電源のLANポートはPC本体のLANポートに接続するだけで簡単にLANを構成できるため、電源のある部屋ならば自由に本体を移動できる。無線LANが届かない部屋などの利用を考えているという。

PLCとは電源の配線内にパケットを通してLANを構成しようというもの。電源にLAN機能を載せるという発想はなかったぞ! 左の写真がPLCのアダプタ。電源自体は80PLUS Silver認証となっている

LANの構成はこのような形になる。日本でも登場が望まれる製品だ

(次ページへ続く)

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