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COMPUTEX TAIPEI 2009レポート 第17回

容量重視?速度重視? 各社がSSDとDDR3で大バトル!

2009年06月08日 23時30分更新

文● 北村明弘/ASCII.jp編集部

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 COMPUTEX TAIPEI 2009で一番進化したと感じたのはSSDだ。それを証明するかのように、複数の接続インターフェイスを持つものや、2枚のSSDをRAID化したものなど、各メーカーが容量や速度の違うSSDをバリエーション豊かに展示していた。メモリもDDR2からDDR3へ移行し、各社がより高速なDDR3メモリを競うように開発している。ここでは、メモリメーカーが発売予定のSSDやDDR3メモリを中心とした新製品たちを紹介していこう。

A-DATA

ゲーマー向けのメモリ「Gシリーズ」とメインストリームのメモリ「+シリーズ」に、冷却性能を向上させたv2.0が新登場

600倍速のコンパクトフラッシュが間もなく出荷されるという。現在市場に出回っているCFは350倍速で、5月末に533倍速が出回リ始めたばかり。まだまだCFは速くなる?

すでに発売されているIntelのMLC SSD「X25-M」に、A-DATAのロゴが入ったコラボレーションモデル。ロゴが入っただけで性能は変わらない

SATA2とmini-USB2.0両対応のSSD「SX93」に容量256GBモデルが加わる。読み込み速度は最大170MB/s、書き込み速度は最大100MB/s

SDRAMのバッファを搭載したSSD「S592」シリーズにも容量256GBが登場。読み込み速度は最大230MB/s、書き込み速度は最大170MB/s

「S391」シリーズ。こちらは256GBと512GBモデルがラインナップに加わる。読み込み速度は最大163MB/s、書き込み速度は最大97MB/s

Team

MLCタイプの2.5インチSSD「Xtreem-R」シリーズ。これ1台に2枚のSSDが入っており、RAID 0で動作することでアクセス速度が向上している。読み込み速度は最大230MB/s、書き込み速度は最大160MB/sとなる

こちらは「Xtreem-G1」シリーズ。64MBのキャッシュを搭載することで、「Xtreem-R」シリーズと同じアクセス速度を実現している。RAIDコントローラーが必要なくSSDも1枚で済むので、いずれはこのタイプがSSDの主流になるだろうとスタッフは話していた

Teamからもトリプルチャンネルに対応したDDR3メモリが登場。価格は1万円前後(2GB×3枚)

DDR-2133に対応したオーバークロッカー向けメモリも今年中に出荷予定とのこと

アルミケースにスワロフスキーのクリスタルを埋め込んだUSBメモリ(製品名は「DIAMOND DRIVE」だがダイヤではない)。高級感があり、贈り物としても喜ばれそう

女子校生に人気が出そうなデザインのUSBメモリ「Candy」。「Candy」も「DIAMOND DRIVE」も防水仕様とのこと

(次ページへ続く)

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