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COMPUTEX TAIPEI 2009レポート 第11回

台湾でも盛り上がりつつあるWiMAXをチェック

2009年06月05日 23時59分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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パソコンメーカー各社のWiMAX内蔵ネットブック

インテルのブースに並ぶ、パソコンメーカー各社のWiMAX内蔵ネットブック

 日本では7月に商用サービスが開始される予定の「モバイルWiMAX」(以下WiMAX)。台湾でも商用化に向けた動きが進んでいるようだ。世界を視野に入れた展示会である「COMPUTEX TAIPEI 2009」では、WiMAXに関する展示も多数あり、インフラ向けのアンテナから、パソコン用の通信アダプターまで、さまざまな機器が展示されていた。ここでは、パソコンやMIDに関連したWiMAX対応機器をピックアップして紹介しよう。


インテルブースでは
対応パソコンのデモが

 WiMAXに非常に力を入れている米インテルは、COMPUTEXでも複数の会場でWiMAX関連機器を展示していた。特に、同社製のWiFi/WiMAX対応通信モジュールを内蔵した各社のネットブックを並べて、モバイルノートへの普及を期待させる内容であった。

 インテル製のWiMAX接続ユーティリティーも動作していた。インテル製のWiMAXモジュールと接続ユーティリティーを使えば、独自ソフトを用意しなくても、パソコンメーカーは比較的簡単にWiMAX内蔵パソコンを作れるようだ。

インテルブースにあった、台湾BenQ社のWiMAX内蔵ノート「Joybook Lite U101」(左)。YouTubeを軽々と再生するパフォーマンスを見せた

インテル謹製のWiMAX接続ユーティリティー

インテル謹製のWiMAX接続ユーティリティー

 出展されていたWiMAX内蔵ノートは、昨今の人気を反映して多くがネットブックであったが、中には富士通の「Lifebook P8020」(日本ではFMV-BIBLO LOOX Rシリーズ)のような、超低電圧版Core 2 Duo搭載の軽量・長時間駆動のモバイルノートもあった。日本での登場を期待しよう。

Eee PCのWiMAX内蔵モデル

Eee PCのWiMAX内蔵モデル。型番は不明

富士通の「Lifebook P8020」

富士通の「Lifebook P8020」。日本でもLOOX Rとして登場が期待される

台湾ECSのWiMAX内蔵ネットブック「V10」

日本ではマザーボードメーカーとして認知されている台湾ECSのWiMAX内蔵ネットブック「V10」

韓国サムスンのWiMAX搭載ネットブック「NC10」

韓国サムスンのWiMAX搭載ネットブック「NC10」

屋外使用をイメージしたエイサーのWiMAX内蔵ノートの展示

台湾エイサー社は、自社のブースで屋外使用をイメージしたWiMAX内蔵ノートの展示を披露。ネットブックから大きめのノートまで、バリエーションも豊富

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