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テンアートニと米SteelEye、Linux災害復旧ソリューションを5月から提供

2002年03月01日 16時05分更新

文● 編集部

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(株)テンアートニは、クラスタソリューションを提供する米SteelEye Technologyと共同で、Linuxシステムの災害復旧対応ソリューション『SteelEye Disaster Recovery Solution』を5月から提供することを発表した。

『SteelEye Disaster Recovery Solution』は、米SteelEye Technologyが提供する、インターネットなどの公衆網を利用した遠隔地にあるシステムのミラーリングやフェイルオーバーを実現するソリューション。昨年9月の米国同時多発テロ以降、1カ所にシステムを集中させることのリスクが注目されているが、今回発表されたソリューションにより、エンタープライズLinuxシステムにおいて災害時にプライマリのシステムが停止しても遠隔地のシステムがサービスを引き継ぐことが可能になる。(株)テンアートニによると、今回のソリューションは、これまでのUNIXシステムに対する災害復旧サービスに比べて低価格で提供できるという。

米SteelEye Technologyは、Linuxクラスタのモニタリングなどを行なう『LifeKeeper』を販売しており、(株)テンアートニは同社の日本代理店。両社は『LifeKeeper』で培われた技術をベースに、WANなどで遠隔地にあるシステムのミラーリングやフェイルオーバーを提供するとしている。製品の詳細は5月に行なわれる『LinuxWorld EXPO/Tokyo 2002』で明らかにされる予定だ。

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