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Gigabyte「GA-EP45-UD3P」「GA-EP45-UD3R」

Gigabyte新技術「UltraDurable3」採用マザーが本日デビュー!

2008年10月09日 23時45分更新

文● 増田

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 Gigabyte独自の新技術「UltraDurable3」テクノロジーを採用した「P45」搭載のLGA 775対応マザーボード「GA-EP45-UD3P」と「GA-EP45-UD3R」が明日から発売される。

Gigabyte独自の新技術「UltraDurable3」テクノロジーを採用したLGA 775対応マザーボード「GA-EP45-UD3P」と「GA-EP45-UD3R」が明日から発売

50度の低温化

パッケージや同社ウェブサイトによると従来の1オンスマザーボードより50度の低温化に成功したとか。また基板の温度低下によりオーバークロックにも最適とうたう

 「UltraDurable3」は、マザーボードの基板に使われている銅箔層を1オンスから2オンスへ増やす事により、電気抵抗を軽減させた“エコロジー”設計を採用する仕組み。パッケージや同社ウェブサイトによると従来の1オンスマザーボードより50度の低温化に成功したという。また基板の温度低下によりオーバークロックにも最適とのこと。このほか、低ESRの固体コンデンサや、低電圧MOSFET等の高品質コンポーネントを採用している点も「UltraDurable3」テクノロジーに含まれる機能だ。なお「UltraDurable3」については、同社ウェブサイトに詳しいので参照していただきたい。
 加えて同社の「P45」世代のマザーボードから採用されている付属ソフトによる消費電力制御機能「Dynamic Energy Saver Advanced」も健在。TPMを搭載することでHDDの暗号化を行うセキュリティ機能「UltraSecure」なども、引き続き上位モデルで採用されている。

マザーボードの基板に使われている銅箔層を1オンスから2オンスへ増やす事により、電気抵抗を軽減させた“エコロジー”設計を採用。実際の銅箔の厚みも、従来の製品が35マイクロメートル、そして2オンスPCBは70マイクロメートルと倍増しているようだ

「GA-EP45-UD3P」

パッケージ

「GA-EP45-UD3P」のパッケージ。「UltraDurable3」テクノロジーを大きくうたう

 「GA-EP45-UD3P」は、South bridgeに「ICH10R」を採用するマザーボード。拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×2(CrossFire時はx8+x8)、PCI Express x1×3、PCI×2という構成。メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-1366(OC)/1200(OC)/1066(OC)/800/667)、オンボードインターフェイスにはデュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111C)や8chサウンド(Realtek/ALC889A)、IEEE1394、Serial ATA II×8、IDE×1などを搭載する。価格はアークで1万7980円。

「GA-EP45-UD3P」は、South bridgeに「ICH10R」を採用。拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×2(CrossFire時はx8+x8)、PCI Express x1×3、PCI×2という構成。もちろんCrossFireXにも対応する

「GA-EP45-UD3R」

「GA-EP45-UD3R」

「GA-EP45-UD3R」はPCI Express(2.0)x16×1のスタンダードモデル。TPMによるHDDの暗号化を行うセキュリティ機能「UltraSecure」の有無や、拡張スロットの構成、LANポート数がなどが違う

 「GA-EP45-UD3R」は、South bridgeに「ICH10R」を採用するマザーボード。拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×3、PCI×3という構成。メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-1366(OC)/1200(OC)/1066(OC)/800/667)、オンボードインターフェイスにはギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111C)や8chサウンド(Realtek/ALC889A)、IEEE1394、Serial ATA II×8、IDE×1などを搭載する。価格はアークで1万5979円。
 なお両モデルとも、インテル製のリファレンスクーラーが向きによってはヒートシンクに干渉するとしている。ヒートパイプと大型ヒートシンクに囲まれたソケット周りのため、取り付けるCPUクーラーには注意したほうがよい。

両モデルとも、インテル製のリファレンスクーラーが向きによってはヒートシンクに干渉するとしている。取り付けるCPUクーラーには注意したほうがよい

【取材協力】

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