DFI初の「P45」搭載マザーボードとなる「LANPARTY DK P45-T2RS」が本日アークに入荷、販売がスタートしている。
同マザーボードの特徴は、DFIが「ABS」(Auto Boost System)と呼ぶ自動オーバークロック機能を備える点。手軽さをウリにするこの「ABS」は、PC起動時に[F1]キーを押すだけで、自動的にCPUのクロックが引き上げられるというもの。同マザーのBIOSフラッシュROMに、同社の様々なテストの結果によって「安全」と判断されたプロファイルが登録されており、安定したオーバークロックを気軽に楽しむ事ができるとしている。
また、これらオーバークロックプロファイルは、Windows上のツールにて管理する事が可能で自分専用のプロファイルの保存はもちろん、詳細は不明ながら他のユーザーが作成したプロファイルをウェブやメールなどで手に入れる事もできるという。
オーバークロックするにあたっての手軽さは非常にユニークな機能と言えるが、当然ながらオーバークロックによって引き起こされる故障や損傷の保証はない。やはり、ある程度の知識は必須とみたほうがよいだろう。
主なスペックはSouth bridgeが「ICH10R」。拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×2(CrossFire時はx8+x8)、PCI Express x1×2、PCI×2。メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667、最大8GBまで)。
オンボードインターフェイスには、ギガビットイーサネット(Marvell/88E8053)のほか、8chサウンド(Realtek/ALC885)、Serial ATA II×6(RAID 0/1/0+1/5)、IDE×1を搭載。ヒートパイプで囲まれたCPU周りには4フェーズデジタルPWMを備え、オール固体コンデンサを採用する。価格は2万4780円だ。