中国レノボから、「Think」「Lenovo 3000」に続く第3のブランド「Idea」シリーズが中国国内外で発売された。Ideaシリーズは、Thinkシリーズ同様の名付け方法で、ノートパソコンは「IdeaPad」と、デスクトップパソコンは「IdeaCenter」という名称だ。
以前レノボは、ヨーロッパでシェアを得るという目的がために、パッカードベルを買収しようとして失敗に終わっている(関連記事)。
パッカードベルのラインアップは、レノボのラインアップでいうところのLenovo 3000以上ThinkPad以下であったため、「パッカードベルのラインアップ相当の製品群として、Ideaシリーズはリリースされた」というのが大方の見解だ。
現在IdeaPadのラインアップには、大きく分けて17インチワイド液晶を搭載した「IdeaPad Y710」、15.4インチワイド液晶を搭載した「IdeaPad Y510」、11.1インチワイド液晶を搭載した「IdeaPad U110」の3種類がある。中でも注目なのが、Core2Duoを搭載し、重量が1.09kgのミニノートIdeaPad U110。
この新たなIdeaシリーズ、日本で未発売だけに、実際どんなものなのか、ThinkPad愛好家には特に気になる存在かもしれない。日本発売前に、レノボの本国中国でのIdeaPadの販売状況と評判を見てみよう。
この連載の記事
-
最終回
トピックス
中国ITの“特殊性”を100回の記事から振り返る -
第99回
トピックス
受注が急増する中国スパコン事情 -
第98回
トピックス
Twitterもどきの「微博」対応に奔走する中国政府 -
第97回
トピックス
検閲厳しく品質がイマイチな中国地図サイト事情 -
第96回
トピックス
iPhoneが大好きな中国人、その実態とは -
第95回
トピックス
中国から学ぶネットリテラシーの上げ方 -
第94回
トピックス
香港電脳街へのいざない -
第93回
トピックス
中国とVPNの切るに切れない関係 -
第92回
トピックス
中国でデスクトップPCを修理する(後編) -
第91回
トピックス
中国でデスクトップPCを修理する(前編) -
第90回
トピックス
中国ネットユーザーが創り出す新しい日本旅行のスタイル - この連載の一覧へ