
左から「ThinkPad X200」、「ThinkPad T400」、「ThinkPad SL500」
今年の2月発表の「ThinkPad X300」(関連記事)は、ThinkPadらしからぬ薄さでユーザーを驚かせた。折しも「MacBook Air」の登場時期と重なり比較されたが、X300を選んだユーザーも少なくない。そんなレノボからThinkPadの新製品が一挙に全7機種登場した。
まず、今回登場する機種を整理しよう。なお、SLシリーズ以外は詳細なスペックが公表されていない。レノボによると、スペックが公表できるのは発売日(8月6日)になるとのことで、記事中のスペック表記についても変更される可能性がある。
12.1インチワイドディスプレー
- ThinkPad X200(WXGA)
14.1インチワイドディスプレー
- ThinkPad T400(WXGA/WXGA+)
- ThinkPad SL400(WXGA+)
15.4インチワイドディスプレー
- ThinkPad W500(WUXGA)
- ThinkPad T500(WXGA/WXGA+)
- ThinkPad R500(WXGA/WXGA+)
- ThinkPad SL500(WXGA+)
新製品のうち、主力製品(T、W、Xシリーズ)はインテルの最新ノートパソコン向けプラットフォーム「Centrino 2」に対応している。
今回の新製品は、X300と同様にすべて3桁の数字を用いるようになった。この数字の表すところはシンプルで、ディスプレーのインチ数を表している。400なら14.1インチワイド、500なら15.4インチワイドという具合に、製品のセグメントを表すアルファベットと合わせて、製品名がわかりやすくなっている。
今回、一足早くこれらの新製品を試すことができた。実際触れたXシリーズ、Tシリーズ、SLシリーズを中心に新製品群を見ていこう。
