(γ)サービスが始まって15カ月、ニコニコ動画の動画再生回数が50億回を突破しました。実際に、この記事を読まれているほとんどの人が1度は見たことがあるのではないでしょうか。最近では2月にiモードの公式サイトになったり、4月にMTVのコンテンツを配信開始したりと他社との連携の動きも活発で、ユーザビリティをどんどん高めています。この大躍進を支えている(株)ニワンゴ代表の杉本誠司とは、どのような人物なのか。これまでのキャリアを含め、お話をうかがいました。
2チャンネル、西村ひろゆきの「に」
───すでに大人気のニコニコ動画ですが、運営する(株)ニワンゴはケータイのメールを使った総合情報ポータルサービス「ニワンゴ」を行なう会社として設立されたそうですね。
杉本:そもそもニワンゴ(会社)は、最初のメールポータルサービス「ニワンゴ」を開始する前、ケータイでどのようなサービスができるのかを検討するプロジェクトでした。
この時から2ちゃんねる管理人の西村ひろゆき氏に参加してもらっていて、とりあえずプロジェクトの名前を決めようということになり、そこで出てきたのが「西村」の「に」と「ドワンゴ」を組み合わせた「ニワンゴ」だったのです。
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