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キャリア・ピックアップ 第43回

ニワンゴ代表インタビュー・前編

ニコニコ動画、代表の杉本誠司氏が衝撃を受けたこと

2008年05月21日 04時00分更新

文● 塩田紳二

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(γ)サービスが始まって15カ月、ニコニコ動画の動画再生回数が50億回を突破しました。実際に、この記事を読まれているほとんどの人が1度は見たことがあるのではないでしょうか。最近では2月にiモードの公式サイトになったり、4月にMTVのコンテンツを配信開始したりと他社との連携の動きも活発で、ユーザビリティをどんどん高めています。この大躍進を支えている(株)ニワンゴ代表の杉本誠司とは、どのような人物なのか。これまでのキャリアを含め、お話をうかがいました。

杉本誠司さん

杉本誠司さん
広告業界、出版業界、オンラインゲーム業界とわたりあるき、2003年に(株)ドワンゴに入社。現在は、(株)ニワンゴ代表と(株)ドワンゴのニコニコ事業本部事業推進部部長を兼任する

2チャンネル、西村ひろゆきの「に」

───すでに大人気のニコニコ動画ですが、運営する(株)ニワンゴはケータイのメールを使った総合情報ポータルサービス「ニワンゴ」を行なう会社として設立されたそうですね。

杉本:そもそもニワンゴ(会社)は、最初のメールポータルサービス「ニワンゴ」を開始する前、ケータイでどのようなサービスができるのかを検討するプロジェクトでした。

 この時から2ちゃんねる管理人の西村ひろゆき氏に参加してもらっていて、とりあえずプロジェクトの名前を決めようということになり、そこで出てきたのが「西村」の「に」と「ドワンゴ」を組み合わせた「ニワンゴ」だったのです。

(次ページに続く)

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