「ニコニコ大会議2008 ~日本の夏,ニコニコの夏~」の様子
ドワンゴが4日に開催した、「ニコニコ動画(夏)」(ニコ動)の製品発表会「ニコニコ大会議2008 ~日本の夏,ニコニコの夏~」は、当初の期待を上回る(ニコ動的な表現をすれば「もっと評価されるべき」)イベントだった。
発表会には、抽選で選ばれた約2000人に加えて、ニコ動内のリアルタイム配信で約1万人が参加。ニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆき)氏や、同日ドワンゴ顧問に就任した元NTTドコモの夏野剛氏などが登場し、さながらタレントのトークイベントのようにプレゼンを進めてユーザーを沸かせていた。異常な熱気に包まれた会場の雰囲気を、写真を中心にお届けしよう。
入り口から、空気読み過ぎ
会場となったJCBホール前には、5時開場の時点で長い行列ができていた。筆者が見る限りでは、10代後半から20代前半の来場者がメインだった
入り口には、IT業界、音楽業界などの著名人から贈られた花輪が数十個飾られていた。中には、ニコ動内で「俺ら東京さ行ぐだ」のリミックスが大流行した吉幾三氏の名前も……
会場に入るなりぶっとんだ。何と物販スペースが用意されているのである。しかも売られていたのは、芸能人ではなく、ニコ動を支えるメンバーのブロマイドだ。
原宿などでお馴染みのアノお店。通り抜けもままならないほど人が殺到していて、文具セットやぬいぐるみなど、会場限定販売のアイテムが飛ぶように売れていた
ひろゆき氏や夏野氏、ドワンゴ代表取締役社長の小林宏氏、ニワンゴ代表取締役社長の杉本誠司氏など、名だたるメンバーが80年代アイドル風のポーズを取っている写真を見ると、何とも言えない気持ちがわき上がってくる。ニコ動風に表現すれば「フリーダムすぐる」だ。
こんなものを売られては、ASCII.jpとしてはゲットせずにいられない。価格は写真の10枚セットで1000円(!!!!)
こ、これは………。ひろゆき氏の直筆サイン入りということも含めて、ある意味、二度と手に入らないレアアイテムになるだろう
ニワンゴのキャラクター「ニワンゴ」のぬいぐるみもゲット! 価格は2000円
「ジャパニーズアナーキズム」な世界観を表現するファッションブランド「Suicommi Underground」とのコラボグッズも販売していた。これはひろゆき氏の顔写真の上に落書き(?)がされたTシャツで、価格は5800円
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