(株)ニワンゴは21日、19日に動画共有サービス「ニコニコ動画」の登録IDが500万を突破したと発表した。2007年3月、「ニコニコ動画(γ)」を開始する際にID登録制を採用してから約10ヵ月で500万IDを超えたことになる。
ほかの有名ネットサービスでは、「mixi」の登録IDが1月21日時点で1628万以上(編集部調べ)、「モバゲータウン」が2007年12月時点で865万人(関連PDF)。USENの「Gyao」は2007年12月末で1700万件の登録視聴者数であると発表している(関連PDF)。
ニワンゴによれば21日現在、ニコニコ動画の携帯電話版である「ニコニコモバイル」は90万9000人、有料会員の「ニコニコプレミアム」は17万4000人の登録者がいるとのこと。
ニコニコ動画といえば、3月5日に(株)ランティスが発売する「ランティス組曲」にも注目だ。ニコニコ動画内の「歌ってみた」カテゴリーで人気の歌手を集めたタイトルで、21日には、そのアーティストの第一弾として「J」氏と「ゴム」氏の参加が明らかにされた(関連リンク)。
なお、ニコニコ動画の監修者である「ひろゆき」(西村博之)氏は、19日に行なわれたセミナー(関連記事)で、「現在、ニコニコ動画を楽しんでいるのは、自発的にネットの面白いコンテンツを探せる人たち」であるとコメントしている。今後、利用者数を1000万人を超えるレベルに増やすとするなら、テレビのように受け身でコンテンツを楽しむニーズもくみ取っていく必要があると述べていた。