特別仕様車の価格と発売時期はディーラーに確認を
今回、アンベールされた特別仕様車は、その名称も価格も、そして発売時期も「今日は言うことができません」と、主査の齋藤氏は言います。その一方で、「でも、ディーラーに行けば、教えてくれるはずです」とも。つまり、それほど遠くないタイミングでの発売が予定されていると予想できます。
とはいえ、今回はその名無しの特別仕様車の内容そのものは教えてくれました。
まずエクステリアでは、廃止になっていたシルバーの幌を復活させたということ。新色「ジンクグリーンメタリック」との相性も抜群です。ホイールはピアノブラックにして足元を引き締めます。ホイールの隙間から見える、ブレンボのブレーキキャリパーは幌とあわせてシルバーになっているのも特徴です。
インテリアは、黒とシルバーを組み合わせた「Sレザーパッケージ」をベースに、エアコンルーバーの外側を黒、内側をシルバーに。エアコン操作ダイヤルとエンジンスタートボタンも、マットのブラックに。より上質な、まさにいぶし銀の演出を施しています。
より静かで、より軽快なフットワークに
そして3つ目のニュースが、一部改良ということです。今回の特別仕様車は、内外装以外にも手が入っていますが、それは特別仕様車だからではなく、一部改良であって、他グレードにまで及ぶというのです。
改良の内容は、騒音規制への対応と足回りの見直しです。厳しくなる騒音規制の対応のため、エンジンとマフラー、そしてタイヤに改良が加えられました。マフラーは、より容量の大きいものになりました。具体的には、2L エンジンのRFモデル用のマフラーを1.5Lに採用したそうです。
タイヤは、見た目とグリップ力はそのままに静粛性だけをアップ。現行「ロードスター」は、登場から10年が過ぎており、その10年分の技術進化によりタイヤの基本性能を据え置いて、騒音だけを小さくできたというのです。
足回りの見直しは、ビルシュタイン・ダンパーの特性をしなやかに、そしてスプリングを強くするというものにしたとか。これは車高調整機能付きのNR-Aグレードは除外されます。つまり、RSグレードのみの変更です。この足回りの見直しにより、クルマの乗り味はより軽快なものになった齋藤主査は説明しました。
発売時期や価格などの正式なリリースは、マツダからも近く発表されるとか。詳細を待ちましょう。
筆者紹介:鈴木ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)。

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