ネットワーク品質の早期改善待ったなし
ここ数年、同社のネットワーク品質の低下が問題となっている。「つながらない」「データが流れない」という不満を解消すべく、基地局を増設したり、アンテナの向きを調整するなどの対策を打ってきた。
島田社長は「2025年は昨年よりも工事を増やしている。例年、年度の後半に工事が増える傾向があるが、それも前倒している。チューニングに関しては2024年にほぼやり切った。渋谷駅など再開発でビルが建ったりなくなったりするところ以外は対応をほぼ完了した」と語る。
実際のところ、これでNTTドコモのネットワーク品質がKDDIやソフトバンクと同等になっているとは言いがたい。
先日、ネットワーク品質を調査するOpensignal社が発表した5G SAのデータでは、KDDIが1位となり、ソフトバンクが2位となっていたが、NTTドコモは「5G SAのエリアが不足している」として、調査対象外となってしまっていた。
島田社長は「4Gと5Gが両方使えるところが多い(筆者註、そういうところはNSAと呼ばれる)。そういう観点で調査から外されたのではないか。他社も数がまちまちなので、今の段階で評価するのは難しい」と語っていた。
5G SAを面展開できるようなると、5Gのさらなる機能を提供できるようになる。現状、NTTドコモはKDDIやソフトバンクから大きく引き離されているだけに、ネットワーク品質の早期改善は待ったなしなのだ。
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