誰だ、ゲンガー弱いとか言ったやつ。このデッキ使ってみ?
【1エネでサポート禁止を押し付け】「ポケポケ」一番相手に嫌がられる戦術ゲンガー(ノーマル)デッキが強い
2025年01月18日 19時30分更新
新パックの追加が発表された「ポケポケ」ですが、新カードが入ってくるとまた環境がガラリと変わります。現環境で遊べる1月のうちにぜひ試してほしいのがこちら。
今回ご紹介するのはノーマル版のゲンガーを主役にして戦うデッキです。えっ? ゲンガーってexのほうが強くない? と思った方、それも正解。このデッキでは、非エク・ex両方のゲンガーを組み入れていますが、主役になるのは非エク版ゲンガーです。どういうことか、早速そのコンセプトを見ていきましょう。
ゲンガーは2進化ポケモンですが、ノーマル版ゲンガーのワザ「いやがらせ」は1エネでダメージが50。ダメージだけ見ると、ほかの2進化ポケモンと比べるとやっぱり見劣りしてしまいます。しかし、このゲンガーが優秀なのはダメージ以外の効果。このワザを受けた相手は、「手札からサポートを出して使えない」というもの。これは、プレイヤーそのものに課せられる「いやがらせ」です。この「いやがらせ」が実は現環境では滅法効きまくるんです。
たとえば現環境で強いギャラドスex。このギャラドスexの強さを底支えしているのがサポートカードのカスミによるエネルギー加速です。また、ゴローニャデッキのタケシ、フシギバナexデッキやセレビィexデッキの高耐久を支えるエリカなど、現環境で強いと言われるデッキは、高い確率でサポートカードの使用を折り込んで構成されていることが多いんです。
また、相手のデッキがどんな構成であろうと、ゲンガーのいやがらせを発動してしまえば、博士の研究も使えません。
逃げエネを賄うスピーダーの代わりに採用されることが多くなったリーフも使えませんので、ダメージを受けたポケモンをいったん下げる、といったシーンでも、すでに貼ってあるエネルギーを消費して下げるしかなくなってしまうのです。
その恐ろしいサポート禁止を、たったの1エネで相手に押し付けられるのが、このノーマル版ゲンガーなのです。
今回のデッキが面白いのは、ノーマル版ゲンガーのほかに、ゲンガーexも選択肢として採用している点です。相手のデッキの引きが悪く、手が遅いなというときには、こちらのゲンガーexに進化させて、3エネ貼って運用するという道もあります。ただし、こちらは落とされてしまうと2ポイント取られてしまうので、先制して相手の勝ち筋を潰せるなら、というところでしょうか。
exにしろノーマル版にしろ、ゲンガーだけではダメージソースが足りないので、フィニッシャーとして採用しているのがミュウツーexとミュウex。
前線でゲンガーが戦っている間にミュウツーexをベンチで育てて、相手のフィニッシャーである高HPのポケモンexにぶつけるという戦術です。
ミュウexに関しては、かけだし調査員と組み合わせて、万が一ゲンガーの進化が事故ってしまいそうなときの壁役としても使います。
これらのポケモンを使って構成されたデッキがこちら!
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