今年こそはラリージャパンに出るぞ!
ASCII.jpでラリージャパン(WRC)への道を連載中のウェルパインモータースポーツ。昨年は残念ながらラリージャパンが中止になり、予定していていた活動がほぼできないまま終わってしまった。とはいえ、今年もラリージャパンはWRCのカレンダーに入っているので、もちろんやるからには出るぞ! ということで、2021年のモータースポーツ活動を発表した。
2021年のドライバーはまだ未定だが、コ・ドライバーは元SKE48の梅本まどか選手が決定している。梅本選手はチーム在籍4年目となる。マシンは全日本ラリーのターマックを「GRヤリス RS」、ラリージャパンはレギュレーションの関係でプジョー「208 R2」というFIAグループRホモロゲーション車両を使用する。
参戦カレンダーは、11月11~14日に愛知県と岐阜県で開催されるFIA世界ラリー選手権第12戦「RALLY JAPAN 2021」を目標に、JAF全日本ラリー選手権にもスポット参戦する。3月20~21日の第2戦「新城ラリー2021」、6月12~13日の第6戦「モントレー 2021」が今のところ決まっている。
ラリーに出られなかったので
エアロを作っちゃいました
また、昨年のラリージャパン中止により、やることがなくなってしまったウェルパインモータースポーツの松井 悠監督。このままではいかんと重い腰を上げて、WRCに出場しているGRヤリスのリアウィングにインスパイアされたエアロパーツを開発。アフターパーツブランド「ウヱルパイン」を立ち上げた。
なんちゃってエアロではなく、その道では有名なデザイナーとファクトリーの協力により、実際にラリーなどで使用できるクオリティーに仕上がっている。第1弾としては「WRCリヤウイング」(40万4800円~、すべて税込)、「フロントリップスポイラー」(10万5600円~)、「ドライカーボンシャークフィン」(1万6500円)が予定されており、まだまだラインナップは増えるとのこと。正規販売代理店はキャロッセで、海外からも問い合わせがあるので、国内と海外の両方で売っていきたいとは松井監督。
そして、全日本ラリーに出場するGRヤリス RSにこれらのパーツを装着して走らせるという。
あとはドライバーとレースクイーンが決まれば、2021年のラリージャパンへの試練が動き出す!

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