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T教授の「戦略的衝動買い」 第617回

パワーアップしたAndroid搭載電子ペーパー「BOOX Note Air」を手に入れた!

2021年01月29日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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Google Playにアクセスして、使い慣れたいつものアプリをダウンロードすれば、快適に使える

Android+E Inkパネルによる素晴らしいメリット

 筆者が過去何台かのBOOXシリーズの電子ペーパーを使ってみて一番素晴らしいと感じたことは、ごく普通のAndroidを搭載したタブレットデバイスの液晶画面だけをE Inkパネルに置き換えたというそのシンプルさだ。情報の共有がきわめて重要な現代、電子ペーパーデバイスでもAndroidをごく普通に使えるメリットは計り知れない。

 BOOX Note Airの初期設定も、一般的なAndroid系のスマホやタブレットとほぼ同様で簡単だ。唯一異なるのは、初期出荷状態ではAndroidデバイスの最大の特徴である"Google Play"の使用がデフォルト(出荷時設定)になっていないことだけだ。

電子ペーパーのモノクロだがウェブもdマガジンも、Kindleもきれいな諧調で表示される

 BOOX Note Airの初期設定で日本語を選択した後、Wi-Fiの設定をし、アプリ内の"Google Playを有効化"を選択、ガイダンスに従って必要項目を選択するだけで自動的にGoogle Playアイコンがメニュー上に表示されるようになる。

 あとは、Google Playでアプリのライブラリーにアクセスして、スマホと同じように、お好みのアプリをダウンロードし、自分の便利な環境設定をするだけだ。この便利さと自由度は、ユニークOSを搭載した富士通QUADERNOではまったく体験できないオープンかつ拡張性のある楽しい世界だ。

 筆者はAndroidタブレットで使用しているGboardで日本語環境をつくり、ChromeやDropboxを導入、ネットサーフィンやEメールの受発信もスマホ同様の快適操作環境を構築している。スクロールが多発するウェブサーフィンや雑誌、Eメールを読むとき、ペンでイラストを描くとき、後述する外部キーボードを接続してポメラのようなテキスト入力機器としてBOOX Note Airを使う場合など、BOOX Note Airではプルダウンメニューにある4つのDISPLAY Modeを切り替えることで最適値を使用できる。

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