地域住民が設立した新電力、白馬村で高圧電力供給を開始
株式会社雪だるま電力は7月28日、中部電力エリアにおける高圧電力の供給を8月1日より開始すると発表した。同社は自治体や大手企業の出資ではなく、地元住民2名が自ら資金を出し合い2025年6月に設立した地域新電力会社である。降雪状況の変化が地域経済に影響を与える長野県北アルプス地域等において、脱炭素化と地域内での経済循環を目指した事業活動を展開する。
同社は、電力供給に必要な仕組みの整備にあたり、再生可能エネルギーの電力供給実績を持つ株式会社UPDATER(旧みんな電力)と連携する。UPDATERが持つ事業基盤と電力事業の専門性を活用することで、小売り事業に必要な供給体制と安定運用を担保する構造だ。供給開始にあわせ、株式会社五竜が運営する「エイブル白馬五竜スキー場」の一部リフト施設に対する電力供給を行う。
地域の事業者が支払う電気料金の一部を地域内に残す仕組みを構築し、将来的には得られた利益を住宅・事業所の断熱改修、地域交通、環境教育、地域内への再生可能エネルギー導入などの課題解決策へ活用する方針だ。
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