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Windows情報局ななふぉ出張所 第182回

入国審査は「自動化ゲート」でスムーズになったが:

Uber Eatsを使えばイギリスでもおいしい料理が食べられるのか?

2020年01月08日 16時00分更新

文● 山口健太 編集● ASCII

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 これまで連載で何度か取り上げてきた英国は、キャッシュレスが普及し、SIMカードも入手しやすく、旅行しやすい国のひとつです。英語が公用語で、治安もおおむね良いことから、海外旅行でも人気の国といえます。

 そんな英国ですが、入国時の審査や、おいしくない食事事情のように、気になる点があったことも確かです。それらは改善されたのか、2019年12月にロンドンとマンチェスターを訪れてみました。

■キャッシュレス、SIMカードは安定の便利さ

 英国ではキャッシュレスが普及し、現金が必要になる場面は減っています。主に使われているのはNFCのコンタクトレス決済。Apple Payの場合、Mastercardのロゴが表示された日本のクレジットカードなら、そのまま利用できます。

マクドナルド(左)、KFC(右)などファストフードはオーダー端末の導入が進んでいる

 いつも訪れるロンドンはもちろん、今回初めて訪れたマンチェスターでも、交通機関やスーパー、ファストフード、小さな商店までキャッシュレス対応済み。現金を使うことなく旅行できました。

マンチェスター市内を移動するのに便利なトラム「Metrolink」

支払いはNFCコンタクトレスに対応。駅に設置された端末でチェックイン・チェックアウトをする

ナショナル・レールの改札は、NFC・磁気券・QRコードの3種類に対応している

 念のため現金も持ってはいたものの、2017年から2018年にかけて5ポンドと10ポンドの紙幣が新札に切り替わり、旧札が無効化されたことがありました。欧州各国で紙幣の切り替えは進んでおり、なるべく現金は持ちたくないのです。

 現地での通信環境については、空港のSIMカードの自販機などで容易に手に入ります。筆者が使っている「Vodafone UK」のSIMカードは、欧州全域で1日1ポンドで500MBのデータ通信ができる「Pay as you go 1」プランが便利です。

SIMカードの自販機も健在

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