2020年のスマホ夏商戦では、中国OPPOの5GスマホをKDDIとソフトバンクが採用しました。SIMフリー市場には人気機種の後継モデルを投入し、昨年に続き今年もテレビCMを全国放映するなど、OPPOが日本のスマホ市場で存在感を高めています。
■OPPOの5GスマホをKDDIとソフトバンクが採用
7月21日にOPPOは新製品とCMの発表会を開き、KDDIとソフトバンクが5Gスマホを採用したことを強調。「2015年から取り組んできた5Gスマホの開発が実を結んだ」とアピールしました。
KDDIは「OPPO Find X2 Pro」を7月22日に発売。FeliCaは搭載しないものの、Snapdragon 865搭載を搭載したハイエンド5Gスマホとして、ソニーモバイルやシャープよりも安い10万円を切る価格を実現しています。
ソフトバンクは「OPPO Reno3 5G」を7月31日に発売。プロセッサーはSnapdragon 765Gと1クラス下ではあるものの、価格は税込で6万8400円で、これから激化が予想される5Gスマホのコスパ競争を先取りしたような製品といえます。
日本の大手キャリアが採用したことで、「日本市場が求める高い品質基準を満たした」ブランドとして、他の国でも評価が高まります。販売面でも、日本全国のキャリア販売網に乗ることで、販売台数はSIMフリーとは桁違いになることは確実です。
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