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T教授の「戦略的衝動買い」 第537回

どこでも使えるバッテリー内蔵ネットワークカメラ「どこでもスマカメ」を衝動買い

2019年06月26日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●南田/ASCII編集部

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スマホアプリでQRコードを読み込み
UIDとパスワード入力で設定完了

 パッケージの同梱品は、どこでもスマカメ本体、USB ACアダプター、充電用USBケーブル、取説、スマカメクラウドレコーダーの案内パンフレット、QRコードカードの全部で6点だ。

同梱品はこれだけ。他のスマカメと同様、添付のQRコードカードのコードをスマカメアプリで読み取りUIDを設定、初期パスワードを入れるだけの簡単設定

同梱品はこれだけ。他のスマカメと同様、添付のQRコードカードのコードをスマカメアプリで読み取りUIDを設定、初期パスワードを入れるだけの簡単設定

 どこでもスマカメのサイズは50.7×69×81.4mmと手の平サイズで重量は210g。内部に2600mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約4時間の充電で最長2ヵ月間使用可能だ。実際に筆者が使った環境では、1日に数回、1回20秒程度を遠隔のスマホから毎日モニターして40日以上は動作したので、かなりの長寿命だと言える。

 どこでもスマカメの前面には、画角150度(対角)、垂直70度、水平130度の広角カメラが中央に配置され、プラネックスロゴのすぐ下にはマイク、レンズ下の左右にはステータスランプと照度センサー。レンズのすぐ下には白いPIR(赤外線人感)センサーがある。

IP65の防水仕様でサイズはコンパクト。テラスや軒下にも簡単に設置できるレンズの下はPIR(人感センサー)。ほかにはマイク、赤外線LED、照度センサーなどが配置されている

IP65の防水仕様でサイズはコンパクト。テラスや軒下にも簡単に設置できるレンズの下はPIR(人感センサー)。ほかにはマイク、赤外線LED、照度センサーなどが配置されている

背面中央にはシリコンゴムで保護された強力なマグネット。玄関のスチール製扉や金属キャビネット、冷蔵庫などに貼り付けても表面を傷めない。一般的な三脚穴も用意されている

背面中央にはシリコンゴムで保護された強力なマグネット。玄関のスチール製扉や金属キャビネット、冷蔵庫などに貼り付けても表面を傷めない。一般的な三脚穴も用意されている

 背面の下部には一般的な三脚穴、中央には強力な大型マグネットがシリコンで保護されて配置されている。このマグネットを利用すると、スチール製の金属ドアやキャビネット、冷蔵庫などに傷をつけることなくどこでもスマカメを簡易に取り付け・取り外しできる。底面にはシリコンカバーで隠された充電用microUSBポートとスピーカーがある。

底面には充電用microUSBポートとスピーカーがある

底面には充電用microUSBポートとスピーカーがある

まずは充電から開始。満充電になると赤く点滅するのはご愛嬌か? ふつうは緑だと思うが……勘違いしないように注意

まずは充電から開始。満充電になると赤く点滅するのはご愛嬌か? ふつうは緑だと思うが……勘違いしないように注意

 では、充電しながらスマホに導入するアプリをご紹介しよう。使用するアプリは「スマカメ」。iOSとAndroid版両方がサポートされている。基本的にいずれも操作方法はほぼ同じ、今回はAndroid版を筆者の「HUAWEI P30」と「HUAWEI Mate 20 Pro」で利用してみた。

 スマカメアプリの設定は極めて簡単だ。アプリを導入後起動した最初の画面からカメラの追加を選択。登録する内容は、カメラ固有のUIDと初期パスワードのみ。UIDは手入力する必要はなく、パッケージに同梱されているQRコードカード上のコードをスマカメアプリで読み取るだけ。また、パスワードは同じQRコードカードに記述されている初期パスワード(数字4桁)を入力するだけだ。パスワードはできるだけ早く、桁数の多い独自のフレーズに変えておこう。

どこでもスマカメの認証は、スマカメアプリの中のQRコードリーダーで行なう。あとは初期パスワードの数字4桁を入力するだけ。早いうちに強固なパスワードに書き変えよう。アプリの詳細設定から変更できる

どこでもスマカメの認証は、スマカメアプリの中のQRコードリーダーで行なう。あとは初期パスワードの数字4桁を入力するだけ。パスワードは早いうちにセキュリティ性の高いモノに書き変えよう。アプリの詳細設定から変更できる

パッケージに同梱のQRコードカード。このコードをスマカメアプリで読ませてUIDを自動設定する

続いて、初期パスワード(数字4桁)入力すれば認証設定は終了だ

続いて、初期パスワード(数字4桁)入力すれば認証設定は終了だ

無線LANとの接続はWPSで行なうか、スマホと直結してアプリ内で本来のWi-FiルーターのSSIDとパスワードを入力してから再起動させるかのいずれか。いずれも簡単な処理だ。どこでもスマカメはmicroSDカード録画をサポートしてないが、「スマカメレコーダー」とセットで使うことで、動画をDropboxやGoogleドライブにアップロード保管できる

無線LANとの接続はWPSで行なうか、スマホと直結してアプリ内で本来のWi-FiルーターのSSIDとパスワードを入力してから再起動させるかのいずれか。いずれも簡単な処理だ。どこでもスマカメはmicroSDカード録画をサポートしてないが、「スマカメレコーダー」とセットで使うことで、動画をDropboxやGoogleドライブにアップロード保管できる

 Wi-Fi接続設定は基本的にはWPS方式で簡単に完了するはずだ。筆者はASUSのWi-Fiルーター「RT-AC87U」を使用しているが、たまにWPS設定が上手くいかないことがある。もし、WPS設定のないWi-Fiルーターや何らかのトラブルで上手くいかない場合は、まずスマホでどこでもスマカメに直接接続し、その後スマカメアプリ上でどこでもスマカメが本来接続すべきWi-FiルーターのSSIDとパスワードを入力・再起動することで、再起動後はWi-Fiルーターに接続されるはずだ。

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