前回の類似品に続いて、スマホの充電が完了すると
物理的にケーブルを抜くアダプターの本家製品を衝動買い
スマートフォンにイヤホン、スマートウォッチなど、身の回りのガジェットは充電式が当たり前になった。しかし便利になった一方で、多くの人が気にしているのが「満充電後も充電器につなぎっぱなしで大丈夫なのか」という問題だ。
実際には最近のスマホは非常に賢くなっている。それでも心理的には100%になったら充電ケーブルを抜きたくなる人も少なくない。そんなユーザー心理に真正面から挑んだのが、今回ご紹介するKUWAJIAの「GUARD EVERY CHARGE」である。
実はこの製品、機能だけでなくネーミングもなかなか秀逸だ。製品名の「Guard Every Charge」は直訳すると「すべての充電を守る」といった意味になる。Guardは守る、防ぐ。Everyは毎回、すべて。Chargeはもちろん充電である。
つまり「毎回の充電を見守り、過充電やつなぎっぱなしによる不安から守る」というコンセプトが、そのまま商品名になっているのだ。
実は筆者、前回の当コラムでこの製品の“そっくりさん”を先行して紹介した(「満充電で自らプラグを抜く!? 1個1200円の自立型「自動切断アダプター」を衝動買い」)。しかし本家KUWAJIAが届いて比較してみると、その差は想像以上だった。サイズも仕上げも機能も、まさに本家ならではの完成度だったのであらためて紹介しようと考えた。
仕組みは単純、満充電でロッドが出て、物理的に押し外す
GUARD EVERY CHARGEの最大の特徴は、その名のとおりに「満充電になったら自ら接続を解除する」ことだ。スマホの充電が終わると、内部の機構が作動し、本体から2本のプッシュロッドが飛び出してUSB Type-Cコネクタを物理的に押し外してしまう。
単に給電を止めるのではない。文字通り「抜いてしまう」のである。
付属の取扱説明書によれば、スマホやタブレットなど画面付き機器向けのホワイトモードと、シェーバーやBluetoothイヤホンなど画面を持たない機器向けのブルーモードが用意されている。
スマホなどは100%表示になっても内部でトリクル充電が続くため、ホワイトモードでは満充電表示後さらに10~50分程度待ってから切り離す設計になっている。なかなか芸が細かい。ただ筆者の場合はほぼ99~100%の間に機能した。テスト回数や機種を変えると別の結果になるかもしれない。
そして驚いたのはサイズ感である。なんちゃってモデルと並べて比べるとその差は歴然だ。KUWAJIAははるかにコンパクトで、デザインも洗練されている。なんちゃってモデルは分厚くスマホとの接続時にテーブル上に置くと少し折れ曲がってしまう。これはType-Cポートの負担にもなりそうだ。
そしてKUWAJIAは外装の質感も良い。マットでシルバーの塗装も均一で、ガジェットとして所有欲を満たしてくれる綺麗な仕上がりである。
面白いのは背面にPSEマークまで印刷されていることだ。ACアダプターでもWi-Fi機器でもBluetooth機器でもない本製品にPSEが必要なのかは少々気になるところだが、少なくとも外観やパッケージ、マニュアルを含めた完成度は非常に高い。
なお筆者の撮影中に、満充電後2~3秒でカシャっと飛び出したプッシュロッドがギア的な音とともに再び収納されることも確認している。内部構造は公開されていないが、単純なバネだけでは説明がつかない。小型バッテリーやスーパーキャパシタを搭載しているのかもしれないが、このあたりは今後の楽しみとしておきたい。
スマホのUSBポート形状や使っているケースの都合で接続がスムースに行かないようなら、ACアダプター側にも装着することもできる。このことは取扱説明書にも明記されており、なかなか考えられた設計だ。
また、KUWAJIAがこの製品を発表した後、市場には似たような製品が次々に登場した。しかし実際に両方を使い比べてみると、本家の完成度は明らかに一段上である。サイズ、質感、動作の確実性、そしてデザイン。単純な機能だけでは見えてこない差が存在していた。
スマホだけで終わらないのも本製品の面白いところだ。説明書ではBluetoothイヤホンやモバイルバッテリー、電気シェーバー、美容機器などにも対応するとされている。筆者の環境でもいくつか試してみたが、意外と活躍の場面は多そうだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第879回
トピックス
満充電で自らプラグを抜く!? 1個1200円の自立型「自動切断アダプター」を衝動買い -
第878回
PC
安心の国内企画「240W」対応USBケーブル やわらか極太USBケーブル4本セットを衝動買い -
第877回
スマホ
“嫌われない未来”にフォーカスしたスマートグラス「Even G2」を衝動買いしたものの…… -
第876回
スマホ
「240W対応の幻想を斬る!」 折りたたみスタンド+USBアダプタの意外な正体 -
第875回
スマホ
USB Type-A端子に深く潜り込む、激レアなType-C変換アダプターを衝動買い -
第874回
スマホ
1万6000円でAIとの会話が実現できるオーディオグラス「OWNDAYS CONNECT」を衝動買い -
第873回
スマホ
Googleの忘れ物ネットワーク「Find Hub」の実力のほどを秋葉原で実体験! 新トラッカー「amine」を衝動買い -
第872回
AV
IKEAのBluetoothスピーカー用のバッテリーパックを往復3時間かけて1年遅れの衝動買い -
第871回
スマホ
フロッピーの皮を被ったSSDエンクロージャ、懐かしさに負けて衝動買い -
第870回
スマホ
Halliday Smart Glassesを衝動買いも、使い出した日から…… - この連載の一覧へ



















