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T教授の「戦略的衝動買い」第557回

ネットワーク非対応の「microSDカード録画式センサーカメラ」を衝動買い

2019年11月21日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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REVEX 防雨型SDカード録画式センサーカメラ SD1500は、常時ネットワークに繋がっているP2P型ネットワークカメラの中にあって、普段はネットワーク環境とは無縁のネットワーク非対応の変わり種カメラだ。屋外設置用のドライブレコーダーのように内蔵microSDカードに動体センサーの動作をトリガーにして録画を始め、事後、パソコンとUSBケーブルで接続して静止画や動画を取り込むレガシーなカメラだ。最も時代遅れのカメラのようだが使いようによっては便利なカメラでもある

 テクノロジー社会はもちろんのこと、それを取り巻く一般社会でも、どんどんネットワーク化とインテリジェント化が進み、その未来はAi化の道を進むのがごく当たり前のように思われている。しかし本当にそれが人々にとって便利で楽しい社会なのか疑問に思う時もある。

世はP2Pネットワークカメラの大流行だ。筆者のパソコン部屋で愛用中の180度広角P2Pカメラ「スマカメ180

 ネットワーク化とインテリジェント化は大多数の人にとって便利であることは間違いないが、その分コストもかかり操作性も複雑になって多少の慣れが必要になってくる。ここ四半世紀ほどのネットワークカメラの世界を見ればその変遷も簡単に理解できそうだ。

内蔵リチウムイオン電池で動作する完全ケーブルレスの「どこでもスマカメ」

 まず素人には誰一人手が出せなかった、超複雑怪奇な設定作業の塊だったパソコンインターネット創成期のネットワークカメラ。そして社会環境の変化に加えて、スマホの普及とP2P技術の進化による、昨今のP2Pネットワークカメラの大流行。

APNの設定もQRコードをカメラで読むだけ。LTE対応の「スマカメ2 LTE」

 テクノロジーは進化するしか無いと言うのが業界の定石らしいが、最近、この流れに逆行するようなネットワーク非対応カメラを国内外で時々見かけるようになった。先端テクノロジーであるリーディングエッジにいると、ぐったりするようなレガシーなネットワーク非対応カメラだが、立ち位置を少し変えてみると、これがなかなか面白い。

P2Pネットワークカメラとは対極に位置するネットワーク非対応のレガシー・カメラの最右翼であるREVEX 防雨型SDカード録画式センサーカメラ SD1500

 筆者が今回衝動買いした商品は、「REVEX 防雨型SDカード録画式センサーカメラ SD1500」(以降「SD1500)というネットワークにはまったく非対応のレガシーな商品だ。

本体以外の梱包物は取説とミニUSBケーブル、カメラの壁面への取り付けキット

 いくつかある商品の特徴は、(1)ネットワーク非対応型 人感(動体)センサー搭載カメラ、(2)単3アルカリ電池駆動、(3)IPX6の耐水仕様、(4)microSD録画方式、(5)夜間赤外線撮影、(6)撮影後USBケーブル接続でパソコンで画像閲覧、というイメージだ。

C-MOS 30万画素カメラ、VGA解像度(640x480)、SDスロット、動体センサー、夜間撮影用赤外線ブラックLED搭載、IPX6相当の耐水仕様のネットワーク非対応カメラだ背面には三脚穴や壁面取り付けの為のブラケット、強力なマグネットがある

 パッケージには、SD1500本体と取説、ミニUSBケーブル、SD1500を壁面に取り付けるためのネジや粘着テープ等の部品が同梱されている。SD1500は外形サイズW92×H110×D48mm、重さ175g(バッテリー含まず)、搭載カメラはCMOS 30万画素、およそ左右100度、上下60度が撮影可能範囲だ。

 録画解像度はVGA(640x480ピクセル)、静止画と動画を8fpsで撮影出来る、32GBまでのmicroSD、microSDHCカードに数千枚以上の動画を保存可能だ。スペックを見る限り最低限の防犯カメラ性能だが、値段と使い方の容易さをどう評価するかがこの商品の価値の分かれ目だろう。

 本体背面中央には一般的な三脚用の穴があり、それ以外に付属の粘着テープや、ネジやリブ(ネジ受)、結束バンド等を使用して壁面や支柱などいろいろな場所にSD1500を固定することができる。

3アルカリ乾電池4本で、1日に15秒の動画撮影10回なら約3ヶ月動作する。電池を入れた後、年月日と現在時刻の設定を行う最後にmicroSDカード(最大32GB)を向きを間違わずに挿入すれば設定終了だ

 バッテリーボックスやmicroSDスロット、各種操作ボタンなどは防水性能や堅牢性で人気の米国ペリカンケースのように開いたSD1500の内側に配置されている。

 単3アルカリ乾電池を4本入れて、選択・設定の丸いボタンを操作し腕時計の時刻合わせの要領で、年月日、現在時刻の設定を行う。続いてスライドスイッチで、写真(静止画)か動画を選択し、センサー動作撮影時のLEDインディケーターのオン・オフを選択する。最後にmicroSDカードを向きを間違わずに挿入すれば全ての設定は終了だ。

 昨今流行のP2Pネットワークカメラのように、アカウント登録から始まり、スマホアプリのダウンロード、インストール、クラウド設定等の全く無い極めてレガシーなネットワーク非対応型のカメラだ。立ち位置や考え方によれば、レガシーとも最先端ともいえるカメラだ。

内部のミニSDポートとパソコンのUSBポートを付属のUSBケーブルで接続して撮影データのパソコンへの転送を行うが、ケーブル接続の嫌いな筆者はSDカードリーダーを使っている

 内部のmicroSDカードに蓄積された画像データは、付属のミニUSBケーブルでSD1500とパソコンを接続するか、microSDカードリーダーを介して接続することでパソコンに読み込むことができる。ケーブルモノが嫌いな筆者は以前から愛用しているトランスセンドのmicroSD・SDカードリーダーを使用した。

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