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新車を買った情報2019 第18回

マツダ ロードスターRFの乗り心地は意外性の塊

2019年06月01日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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意外と乗り心地がいい

 まず乗り心地がいいんであります。あんまりビシビシ来るようだったら、昨年からモデルチェンジのウワサがありましたMAZDA3へさっさと乗り換えよう、なあんて考えておりましたが、杞憂に終わりました。

 17インチホイールに45%偏平率のタイヤだというのでビビっていたんですが、スポーツカーだから足回り固めときゃいいだろ、といった類のクルマでないのはこれまでどおり。なにしろうちの80になる母親なんかは「クラウンに比べるとクッション悪いかねえ」とこぼす程度で、1日200kmくらいなら、助手席に座っていてもピンピンしております。

 ただ、曲がりなりにもスポーツカーですから、路面の細かい凹凸は拾います。それはタイヤの接地感、すなわち安心感をドライバーへ伝えるもので、運転が好きな人にとっての快適性を損なうようなものではありません。

 総じて当たりは柔らかく、足回りのしなやかさも十分。サスペンションはよく仕事をしているようで、大地との交接を重ねながら進んでゆくような身のこなしは、たいそう気持ちの良いものであります。

 北海道の特殊事情としては、まだ未舗装のダートがあちこちに残っております。そういうガタゴト道も適当にいなしてくれないと困るんですが、これはもうワケもないと申しますか、かえっておもしろいくらいであります。

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