このページの本文へ

最新パーツ性能チェック 第250回

第3世代になってなにが変わった?

WD Black SN750 NVMe SSDの実力をチェック

2019年02月24日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ハードウェアはそのままの
マイナーチェンジモデル

 自社製コントローラーを採用するなど、「WD Black SN750 NVMe SSD」のハードウェア仕様は第2世代WD Blackと同じと思われるが、これまでと同じく詳細は非公開になっている。NANDフラッシュメモリーも64層3D NAND採用といった点以外は公開されていないが、東芝製「BiCS3 3D NAND」を引き続き搭載していると思われる。

 実際、今回試した容量1TBの「WDS100T3X0C」と第2世代WD Blackの「WDS100T2X0C」は、ともに表面にコントローラーとNANDフラッシュメモリーチップを搭載する片面実装タイプだった。

パッケージが一新されている「WD Black SN750 NVMe SSD」

容量1TB「WDS100T2X0C」の表面。ラベルも一新。これまでと異なり、型番の“SN750”が強調されている

「WDS100T2X0C」の裏面。片面実装で、裏面にはチップを搭載していない

ピーク性能を維持する「ゲームモード」

 「WD Black SN750 NVMe SSD」の特徴となるのが、省電力機能を無効化することで、ドライブのピークパフォーマンスを維持するという「ゲームモード」だ。この機能はWestern DigitalのSSDユーティリティー「WD SSD Dashboard」から設定可能になっている。

 デフォルトはオフの状態で、オンに切り替える際は、PCの再起動が必要になるため、基本的にゲーミングPCでは常時有効のままにしておくことになるだろう。

「ゲームモード」は、「WD SSD Dashboard」でオン・オフする

「WD SSD Dashboard」では、ファームウエアの更新やSecure Eraseなどが行なえる

第2世代WD Blackでは、「WD SSD Dashboard」のカラーやデザインが変化する

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中