CES 2019レポート 第23回
Razer SynapseがAlexaと連携、RTX 2080 Max-QのRTX 2080搭載ノートも展示
CESのRazerブース、ハプティクス搭載のコンセプトモデルやソフトウェア新機能が面白い
2019年01月10日 20時45分更新
ハプティクス技術でチェアー/ヘッドセット/パームレストが
振動するコンセプトモデルを展示
Razerブースは取材中にも多くの人が訪れ、それをよけながら取材するといった感じではあったが、少しだけコンセプトモデルを体験させてもらえた。コンセプトモデルは、同社のハプティクス技術「Razer HyperSense」によりゲームのシーンに合わせて振動するゲーミングチェア、キーボードパームレスト、マウス、ヘッドセット。なお、ヘッドセット「Razer Nari Ultimate」のみ販売予定となっている(海外では発売済み)。
実際にゲームをプレーしてみると、ロケットランチャーを撃つ瞬間やジャンプしたときなどに全デバイスがゲームと連動して震え、とくにゲーミングチェアーの振動によりアトラクションに乗っているような気分になった。加えて、敵からの攻撃などでも振動するので、振動した方向に敵がいるといった感じに索敵しやすくなるという。Razer Nari Ultimate以外はコンセプトモデルのため発売の予定はないが、もし登場するのであれば、新たなゲーミング体験になるのではないかと感じた。
Razer Synapseがほかのメーカーのソフトウェアと連携し、
イルミネーションをコントロール、Amazon Alexaとの連携も
さらに、同社のドライバーソフトウェア「Razer Synapse」の新技術についても説明があった。1つは、ほかのメーカーのイルミネーション制御ソフトウェアと連動し、Razer Synapseのみでコントロールできるようになるという技術。デモではMSI製のビデオカードなどと連携しており、すべてのPCパーツが緑に輝いていた。
さらに、Razer SynapseとAmazon Alexaが連携するデモも。RazerのマイクやヘッドセットのマイクなどでAmazon Alexaを使用でき、PCのライティングのコントロールや音楽再生が可能。加えて、声でゲームプレー中に戦っている相手のスタッツなどの情報を呼び出したりもできるようになるという。
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