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CES 2019レポート第39回

ヤマハ発動機のAIを活用した取り組みが面白い

“AI先生”搭載ピアノ登場、転ばない電動二輪も! CESヤマハブース

2019年01月21日 20時10分更新

文● 山本敦 編集●八尋/ASCII

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ヤマハが展示した低速自動運転のモビリティシステム「Public Personal Mobility(PPM)」のプロトタイプ

 ヤマハ発動機とヤマハは、CES 2019に出展。新たな電動パーソナルモビリティーの技術や、AIのテクノロジーを組み込んでピアノの腕前が効率よく上達する“AIピアノ”のコンセプトモデルを出展し、来場者の注目を集めていた。

 ヤマハ発動機は、昨年に続いて2度目のCES出展となった。CESのメイン会場のひとつであるラスベガス・コンベンション・センターの展示ホールは大きく「North」「Central」「South」の3つに分かれている。これまで自動車やバイクなどモビリティーに関連する出展はNorthホールに固まっていたが、ここ数年はホールのキャパシティーがいよいよ追いつかなくなってきたようで、Southホールにもヤマハ発動機のようなモビリティ関連の製品やテクノロジーを展示する企業が軒を連ねている。もはやCESはコンシューマーエレクトロニクスだけでなく、モビリティーを含むエレクトロニクスの総合見本市となったようだ。

AIによる顔画像認証で車両の走行をコントロール、低速自動運転の移動サービスシステム「Public Personal Mobility」

2019年の展示では顔画像認識によるジェスチャー操作を組み込んだドライブシステムのデモを行なった

 ブースの正面には低速自動運転の移動サービスシステム「Public Personal Mobility(PPM)」が、昨年のCES2018に続いて登場した。昨年はイメージセンサーの技術等を活用して、路面の画像をスキャニングしながら自車の位置を認識、道路からはみださない安全走行を可能にする技術を中心に紹介。CES 2019ではAIによる顔画像認証により、車両の走行をコントロールする技術をデモ走行も見せて紹介した。

 ヤマハのPPMは、ゴルフ場やリゾート施設など、歩行者が混在する数キロ四方の施設内の私道で、時速10km/h前後のゆっくりとしたスピードで移動することを想定した電気自動車。CES 2019の展示では、車内に搭載するカメラで乗客の動作を認識して、全員のサムアップで始動、手のひらをカメラに向けて停車というジェスチャー操作で車を運転するデモンストレーションを紹介した。

 同社のPPMはすでに国内のリゾート施設で実証実験なども行なわれてきたが、シンプルな構造であるため、顧客が必要とする用途に応じて仕様をフレキシブルにカスタマイズできるのが特徴だ。CESへの出展などを通じて国内外に向けたパートナーシップ拡大を呼びかけてきたが、その成果は上々であると同社の展示スタッフもよい手応えを感じているようだった。

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