10月
第9世代Coreプロセッサーが販売解禁
19日(金)22時から、Coffee Lake Refreshこと「第9世代Coreプロセッサー」の夜間販売が行なわれた。
登場したのは、シリーズ最下位モデルの「Core i5-9600K」だ。「Core i9-9900K」や「Core i7-9700K」待ちの人が多いためか、購入者も数名とあっさりとした夜間販売になった。
11月
「Core i9-9900K」を求め早朝から約100人が並ぶ
インテルの最新CPU、“Coffee Lake Refresh”こと第9世代Coreプロセッサーの上位モデル「Core i9-9900K」と「Core i7-9700K」の販売が11月2日からスタートした。
平日ながら各店の店頭には開店前から行列が出現。中でも抽選販売を予告していたTSUKUMO eX.の前には、約100名の購入希望者が集まる(購入できたのは15名)など、「Core i9-9900K」の人気ぶりがうかがえた。
Radeon RX 590搭載ビデオカードが登場
AMDの新型GPU「Radeon RX 590」を搭載したビデオカードが16日から発売された。「Radeon RX 590」は、Polaris系列(第4世代GCN)のプロセスを14nm FinFETから12nm FinFETに微細化した最新GPU。基本スペックは「Radeon RX 580」をベースに、ベースクロックが1257MHz→1469MHz、ブーストクロックが1340MHz→1545MHzにアップ。それにともない消費電力も185W→225Wへと引き上げられている。
11月のトピック
12月
新型Core Xシリーズが販売開始
インテルのハイエンドデスクトップ向けCPU「Core X」シリーズ(開発コードネーム:Skylake-X Refresh)の販売がスタートした。
新型「Core X」シリーズは、製造プロセス14nmでLGA2066プラットフォームに対応するハイエンドCPU。PCI Express3.0レーンは44レーンで、チップセットと合わせると68レーンをサポート。すべてのモデルがTDP 165Wとなるほか、TIMは放熱に有利なソルダリング仕様とされる。なお、対応チップセットは従来通りX299で、BIOSアップデートを行なえば現行マザーボードでも利用できる。
夜間販売だらけの
めまぐるしい1年だった
2018年は、第2世代Ryzenや第9世代Core、GeForce RTX 20シリーズなど、新アーキテクチャーを採用する新製品が数多く発売された。それに比例して夜間販売も多く、めまぐるしい1年だったと言える。
上半期はマイニング向けのマザーボードや電源が数多く市場に出回ったが、下半期にはそれらが投げ売りされるなど、マイニングに翻弄された年でもあった。ほかにもRGB LEDやアドレサブルRGB LEDを内蔵する発光パーツの登場が目立った。
2019年にはインテルの10nm、AMDの7nmプロセッサーに何らかの動きがあると思われる。2019年はそれら先進的なPCパーツが登場することを期待したい。