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日本人ノーベル賞受賞から見える日本の科学と世界経済の接点

世界中の製薬企業までも巻き込んでしまった免疫チェックポイント阻害剤のインパクトと、日本での評価のズレを考える

連載
アスキーエキスパート

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国内の”知の最前線”から、変革の先の起こり得る未来を伝えるアスキーエキスパート。筑波大学の小栁智義氏によるライフサイエンスにおけるオープンイノベーション最新動向をお届けします。

 今年のノーベル賞(医学生理学賞)は京都大学大学院医学研究科元研究科長の本庶佑氏が受賞し、基礎医学研究の社会的なインパクトを示した。

 12月10日の授賞式を前に、「(研究費を)もうちょっとばらまくべきだと思う」「(製薬企業は)研究に貢献していない」などの本庶氏の発言もあり、マスコミの注目を集めている。基礎科学研究者がワイドショーで取り上げられること自体驚きでしかないが、生物科学を志したものとしては教科書で学んだストーリーが次々と日本人の手によって書き換えられていくダイナミックさは、正直言って驚異そのものだ!

 そのような影響の大きさも含めて、毎年受賞者予測も出るほど注目を集めているノーベル賞だが、研究者の中では(学生への教育的な面も含め)まことしやかに述べられている選考のルールらしきものや、“逸話”がある。まずはいくつかのトリビアからご紹介しよう。

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