MCPサーバー「zaico MCP」提供開始 自然言語の指示でデータの登録・更新・可視化など在庫管理操作を可能に
株式会社ZAICOは6月9日に、ChatGPTやClaudeなどのAIツールに自然言語で指示することでデータの登録・更新・可視化といった在庫管理操作を行えるMCP(Model Context Protocol)サーバー「zaico MCP」の提供開始を発表した。例えば、AIツールに「A社からの発注メールを検索し、その内容をクラウド在庫管理システム『zaico』に出庫データとして登録して」などと指示すると、メールの特定からデータ入力までを自動で完結させられるという。
クラウド在庫管理システム「zaico」を提供する同社では従来、標準機能としての開発が難しい個別の要望に応えるために、公開APIを提供してきたという。しかし、APIの活用には専門的な知識が必要で、ユーザー側に対応可能なエンジニアがいない場合は要望が実現に至らないケースも多かったとのこと。
こうした課題を解消するものが、AIアシスタントと外部サービスを接続するオープンプロトコル「MCP(Model Context Protocol)」だという。「zaico」の公開APIをMCPサーバー化することで、ユーザー側に専門知識がなくても「AIに自然言語で指示するだけで『zaico』を操作できる」環境を実現。IT人材不足に悩む企業でも現場主導でDX推進可能な仕組みを提供するとしている。
想定する活用シーンの例として、「zaico」と他システムとのデータ連携が挙げられている。プログラミング知識は不要で、外部システムと「zaico」のAPI連携をAIへの指示のみで実行可能だという。また、データの取り込み・登録における活用も想定。紙の帳票やPDFファイルをAIにアップロードし、「zaicoに取り込んで」と指示することでデータ化を可能にするとのこと。新規登録または上書き更新などの条件も自然言語で指定可能だという。
入庫・出庫登録、受注・発注データの登録をAIとの会話形式で実行可能なほか、「同じカテゴリの在庫数を保管場所ごとに数えて」などとAIに問いかけることで「zaico」上のデータを分析・算出する「在庫状況の可視化」といった活用も想定しているという。
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