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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第25回

【今月の自作PCレシピ】OS込みで10万円以下! ライトゲームも遊べる小型Ryzen G PC

2018年06月03日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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Ryzen G&Mini-ITXで組むならコレがベスト!

 家電系ではHDMIでの4K60p出力(HDMI 2.x)があたりまえになっているが、現状、マザーボードが装備するHDMI端子は、HDMI 1.4までのサポートが主流で、4K60p出力をサポートするDisplayPortを装備する製品も少なくなっている。そんななか、Mini-ITX&Socket AM4で4K60p出力できるのが、DisplayPortを備えるGIGABYTE製マザーボード「GA-AB350N-Gaming WIFI」になる。

 1万5000円前後と、B350チップセット採用マザーボードとしては割高になるが、Mini-ITX規格のSocket AM4マザーボードとしてはコスパ良好で、11ac WIFI & Bluetooth 4.2やUSB 3.1 Gen 2対応ポート(Type-A)、LEDイルミネーションなどといった機能を備える。

GIGABYTE「GA-AB350N-Gaming WIFI」。実売価格は1万5000円前後

メモリースロット裏面には、LEDイルミネーションが備わっている。CPU12VやSATAポートなど、レイアウトはかなり独特になっている

リアポートには、計8ポートのUSB端子や7.1ch対応のサウンド出力端子などを備えている

定番人気のRAIJINTEK製アルミMini-ITXケース!

 PCケースには、手頃な価格ながらアルミパネル外装や高い拡張性を採用し、カラバリも豊富とあって人気となっているRAIJINTEK「METIS PLUS」を選択。

 2014年に登場した「METIS」の後継モデルで、対応ビデオカード長が240mmから170mmに短くなったが、トップに120mmファンが搭載可能になり、エアフローが改善している。

 本体サイズは190(W)×277(D)×244(H)mmとコンパクトで、ATX電源ユニットのサポートや右サイドパネルにアクリルウィンドウ(マザーボードは倒立配置)、リング状にLEDを内蔵した120mmファンを装備しており、ドライブベイには3.5インチ×1、2.5インチ×4または、3.5インチ×2、2.5インチ×2を搭載可能になっている。

RAIJINTEK「METIS PLUS」。外装はアルミパネルを採用。ブルーやレッドなど、カラバリ豊富だ

マザーボードは倒立配置で、アクリルウィンドウは右パネルに搭載する

トップに120mmファンを搭載できる。ビデオカード搭載時も安心だ

M.2 SSDでケーブル配線は最小限に

 コスト面ではHDDだが、内部スペースが限られるMini-ITXでは、発熱面も含めてSSDがベストな選択肢になる。さらにケーブル不要で接続できるM.2 SSDなら言うことなしだ。

 というわけで、石井さんもSATAタイプだがM.2 SSDをチョイスしており、ケーブル配線はPCケースフロントのスイッチやUSBポート、サウンド類と24ピンATX電源コネクター、CPU12Vコネクターといった最低限の配線のみでオッケーになっている。

M.2 SSDにはSATAインターフェースを採用するWestern Digital「WD Blue 3D NAND SATA 250GB」(型番:WDS250G2B0B)をチョイス

メモリーはDDR4-2400 4GB×2枚セットになる。「GA-AB350N-Gaming WIFI」におメモリースロットは2基なので、増設時は交換が必要になる。この辺はコストを抑えるためと割り切ろう

CORSAIR製SFX電源ユニットの「SF450」(型番:CP-9020104-JP)。容量450Wで、80PLUS GOLD認証を取得する

フルプラグインタイプで、セミファンレス動作をサポートする92mmファンを搭載

ケーブルは取り回ししやすいフラットタイプを採用している

【取材協力】

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