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大手に訊くスタートアップ支援の狙い 第16回

投資を判断するスターティアのベンチャーマインド

2016年03月28日 06時30分更新

文● 小池晃臣/ 編集●ガチ鈴木/大江戸スタートアップ 撮影●曽根田元

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投資検討の判断は“縁”を感じるか

 あるスタートアップに対する投資検討を進めるかどうか、いわば最初の意思決定をする際に平岡氏が特に大事にしているのが、経営者との“縁”を感じるかどうかだという。

 平岡氏はこう語る。「結局この仕事というのは、人と人との出会い、つまり“縁”の連鎖で仕事をさせてもらっているようなものなんです。そして不思議なことに、年に数回は“これは縁だ”と感じる出会いがあるんです。そこの出会いが、先の仕事に直接繋がるかどうかという損得勘定はひとまず置いておいて、まず自分が相手にとって、どんなことでどう役立てるかを考えて行動するようにしています。そして、その縁が逃げてしまわないように、しっかりと握りしめておきます。“小さなことでいいのでまず自分が役に立つ”の姿勢でこうしたことを10回続けていれば、そのうちの1回ぐらいは“大当たり”するだろうと信じているのです」

スターティアの本郷秀之代表取締役社長兼最高経営責任者のブログにも、上場企業ながら“ベンチャー”の文字がある

 事業シナジーではなく、あくまでキャピタルゲインを追求するCVCと聞くと、どこか数字ばかりを追う無機質な組織をイメージしがちだ。しかしスターティアのCVCに限って言えば、そこにはむしろ通常のビジネスよりもはるかに人間臭い、長期的な視点での人と人とのつながりがある。創業期のベンチャーマインドを持った挑戦者でありつづけたいと願うスターティアのCVC事業が何を生み出していくのか、大いに注目したい。

スターティア コーポレートベンチャーキャピタル事業推進室の平岡万葉人室長

■関連サイト
スターティア コーポレートベンチャーキャピタル

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