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マイクロソフト・トゥディ 第65回

17日20時、「Windows 8.1」公開! 市場盛り上げを推進する日本マイクロソフト

2013年10月04日 23時00分更新

文● 大河原克行

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 Windows 8.1が市場に投入されるまで、あと2週間となった。

 従来のサービスパックではなく、Windows 8のアップデート版と位置付けられる新OSの投入ではあるものの、Windows 8ユーザーに対する無償アップデートの開始に伴う仕掛けをはじめ、パッケージ版やWindows 8.1を搭載したPCの発売日にあわせた「発売イベント」が行なわれるかどうかは、これまで未定だった。

 結論からいえば、今回はマイクロソフト主導で全世界一斉に行なう発売記念イベントは実施されない模様だ。

 Windows 8の発売時には、ニューヨークのタイムズスクエアで発売イベントが開催されるなど、世界的な盛り上げをみせた。日本でも、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で日本マイクロソフト主催の発売記念イベントが開催され、発売前日から多くの人がWindows 8搭載PCに触れようと駆けつけたのは記憶に新しい。さらに発売当日も、秋葉原でイベントを実施し、「日本では、13社から250機種以上のWindows 8を搭載したデバイスが発売されることになる」(日本マイクロソフトの樋口泰行社長)として、多くのデバイスメーカーとともに、市場を盛り上げる施策を展開した。

東京・秋葉原のベルサール秋葉原で、日本マイクロソフト主催の発売記念イベントが開催された

 つまり、今回はこうした日本マイクロソフト主催の発売記念イベントが日本でも開催されないことになる。

 だが、がっかりすることはないようだ。

 関係者などの声をまとめると、10月18日の発売にあわせて、いくつかの動きが見られるからだ。

10月17日午後8時(日本時間)、Windows 8.1アップデート開始

 10月18日のWindows 8.1発売当日に関する“動き”は、大きくふたつに分類しておくのがよさそうだ。

 ひとつは、Windows 8ユーザーを対象にしたWindows 8.1へのアップデートである。

 現在、マイクロソフト側から正式に発表されているのは、ニュージーランド時間の10月18日深夜0時に、Windows 8ユーザーに対して、Windows ストアを通じてWindows 8.1が無償で提供されるという日程だけだ。

 これは、全世界一斉となり、サマータイム中のニュージーランド時間との時差が4時間ある日本の場合は、10月17日午後8時にアップデートが開始されることになる。実は、このタイミングにあわせて、Windows 8.1のアップデートを提供するWindows ストアそのものも、UIや操作性を含めてWindows 8.1対応へとリニューアルする。

 だが、このタイミングで、イベントとして、何かしらの対外的な動きがあるということはなさそうだ。既存のWindows 8ユーザーへの無償アップデートであるため、この時間にあわせても、イベント的に盛り上げるのは難しいともいえる。

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