「ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム」(WDLC)が、「最新パソコン、買うなら今でしょ!」キャンペーンを2013年11月6日から開始した。
“異例の仕掛け”—WDLCが独自に店員を教育
WDLCは、日本マイクロソフトをはじめ、PCメーカー、周辺機器メーカー、ソフトウェアメーカー、量販店など116社が参加する団体で、Windowsを活用して、新たなライフスタイルを提案。国内のPC市場を活性化させる活動を、Windows陣営全体として展開する役割を担う。
WDLCが販売支援型のキャンペーンを実施するのは、2011年の夏商戦で展開した「パソコンも地デジカ」キャンペーン以来のものとなる。
WDLCの香山春明会長(=日本マイクロソフト執行役常務)は、「これまでにないほどの本気ぶり」と、今回のキャンペーンに対する意気込みを語る。
香山会長がそう語る最大の理由は、今回のキャンペーン展開にあたって、WDLCが独自に店員教育に乗り出すという、異例の仕掛けを用意したからだ。
WDLCでは、全国の量販店スタッフを対象にした「今でしょ!トレーニング」を実施。すでに約1500人のトレーニングを完了したという。
このトレーニングは、日本マイクロソフトが提供するウェブラーニングの仕組みを活用しており、約2時間ほどで、Windows XPから最新PCに乗り換えるための最適な提案を行なえるスキルを身に付けられる。
「最終的には、全国5000人規模にまでトレーニング終了者を増やしていきたい。トレーニングが完了したスタッフには、『相談するなら今でしょ!』のバッジを着けていただき、Windows XPからの乗り換えを促進していただくことになる」(香山会長)とする。
つまり、Windows XPから最新PCへの乗り換えを検討しているのであれば、まずは量販店などに出向き、このバッジを付けた店頭スタッフを見つければいい。それだけで、移行に関する最適なアドバイスをもらえるというわけだ。
スタッフ教育は大きな投資が必要となり、その仕組みやノウハウ構築には時間がかかる。日本マイクロソフトのインフラを利用したとはいえ、WDLCのような団体がこうした取り組みを行なうのは極めて異例。それだけ「本気」で、このキャンペーンに取り組んでいることが分かる。

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