ソニーのハイエンドモバイルノート「VAIO Z」のロードテスト第7回では、標準仕様(店頭)モデル「VPCZ239FJ/B」について紹介しよう。VPCZ239FJ/Bは、十分なパワーと最高峰のモバイル性能を誇りながら直販価格19万9800円と、コストパフォーマンスにも優れるモデルだ。
直販サイト「ソニーストア」において、VAIOオーナーメードモデル「VPCZ23AJ」を購入する際に非常に参考になる製品でもあるため、改めてチェックしておきたい。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | VAIO Z |
型番 | VPCZ239FJ/B(Black) |
CPU | Intel Core i5-2450M(2.5GHz) |
メインメモリー | 4GB |
ディスプレー(最大解像度) | 13.1型ワイド(1600×900ドット)、LEDバックライト、低反射コート |
グラフィックス機能 | AMD Radeon 6650M(1GB、Power Media Dock接続時)、Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) |
ストレージ | 128GB 第3世代SSD RAID(64GB×2) |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(Power Media Dock接続時) |
本体サイズ/重量 | 約幅330×奥行き210×高さ16.65mm/約1.165kg、Power Media Dock:約幅148×奥行き220×高さ16.65mm/約685g |
バッテリー駆動時間 | 付属バッテリーパック:約9時間、別売バッテリーパック:約9時間(内蔵用)、約17.5時間(内蔵用+拡張用) |
OS | Windows 7 Home Premium SP1(64bit) |
必要十分なスペックと価格のバランスがマル
連載中でこれまで紹介してきたのは、構成パーツを自由自在にカスタマイズできるVAIOオーナーメイドモデル「VPCZ23AJ」だ。今回から紹介するVAIO Zの標準仕様(店頭)モデル「VPCZ239FJ/B」は、CPUとしてCore i5-2450M(2.5GHz)を採用し、メモリーには4GBを搭載。ストレージは128GBの第3世代SSD RAIDと、スペックが固定されている。
VAIOオーナーメイドモデルの“全部盛り”状態に比べると、さすがにスペックは抑えられているが、ビジネスやプライベートで使うぶんにはまったく問題ない。むしろ、それほど高いスペックが必要ない人にとっては最適なモデルだといえる。VAIOオーナーメイドモデルで同レベルのスペックを選択しておき、予算に合わせて修正を加えるとお買い得状態のマシンを入手できるはずだ。
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