ソニーのハイエンドモバイルノート「VAIO Z」には、無線通信機能としてIEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANのほかに、BluetoothやWiMAX、LTEをサポートしている。そこでVAIO Zロードテスト第9回では、標準仕様(店頭)モデルに標準搭載されているWiMAX機能の使い心地を紹介する。
モバイルノートでは本体の持ち運びやすさやバッテリー駆動時間も重要だが、どこでも使える高速なモバイル回線も欠かせない要素のひとつ。外出先でもメールの送受信やファイルのやり取り、ネット閲覧などを自由に行なうために、モバイルネット環境を整えておきたい。
試用機の主なスペック | |
---|---|
製品名 | VAIO Z |
型番 | VPCZ239FJ/B(Black) |
CPU | Intel Core i5-2450M(2.5GHz) |
メインメモリー | 4GB |
ディスプレー(最大解像度) | 13.1型ワイド(1600×900ドット)、LEDバックライト、低反射コート |
グラフィックス機能 | AMD Radeon 6650M(1GB、Power Media Dock接続時)、Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) |
ストレージ | 128GB 第3世代SSD RAID(64GB×2) |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(Power Media Dock接続時) |
本体サイズ/重量 | 約幅330×奥行き210×高さ16.65mm/約1.165kg、Power Media Dock:約幅148×奥行き220×高さ16.65mm/約685g |
バッテリー駆動時間 | 付属バッテリーパック:約9時間、別売バッテリーパック:約9時間(内蔵用)、約17.5時間(内蔵用+拡張用) |
OS | Windows 7 Home Premium SP1(64bit) |
エリアの広さと価格、通信速度で選ぶなら、WiMAXがベストチョイス!
VAIO Zの標準仕様(店頭)モデル「VPCZ239FJ/B」は、WiMAXモジュールをあらかじめ搭載しており、これによる高速インターネットアクセスが可能だ。回線速度は下り(受信)が最大28Mbps、上り(送信)が最大8Mbps。携帯電話やスマートフォンで使われる3G回線に比べてはるかに高速な通信環境を利用できる。
またWiMAXを利用する場合は、UQ WiMAXのサイトにある「サービスエリア」であらかじめ利用可能エリアを調べておこう。全国の主要都市人口カバー率が99%に達しており、現在ではかなり多くの地域で活用しやすくなっているものの、山がちな場所は注意が必要だ。
この連載の記事
-
第25回
デジタル
VAIOで手軽に音楽作成! 「ACID」「Sound Forge」を試す -
第24回
デジタル
VAIO Z夏モデルのSSD性能を検証する -
第23回
デジタル
「VAIO Z」夏モデルのゲーム性能に迫る! -
第22回
デジタル
VAIO Z夏モデルのバッテリー性能を再確認する -
第21回
デジタル
長時間作業に必須! VAIO Zと使いたいキーボード&マウス -
第20回
デジタル
ICカードリーダー「PaSoRi」でFeliCaをフル活用する -
第19回
デジタル
ビジネスを加速させる「VAIO Z」の同梱お役立ちソフト -
第18回
デジタル
「VAIO Care」で「VAIO Z」のあらゆるトラブルを瞬時に解決! -
第17回
デジタル
VAIO Zの指紋認証でウェブサービスに簡単ログイン -
第16回
デジタル
今年こそ気を付けたい「VAIO Z」節電テクニック -
第15回
デジタル
「VAIO Z」春夏モデルの性能をベンチマークで調査! - この連載の一覧へ