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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第7回

お手頃価格の「VAIO Z」標準仕様モデルを再確認する

2012年04月17日 11時00分更新

文● 高橋量

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Core i5&高速SSD、「Power Media Dock」で
ゲームもストレスなく遊べる!

 続いて、VPCZ239FJ/Bのベンチマーク結果をご覧いただこう。VAIO Zはドッキングステーション「Power Media Dock」を接続することで、外付けGPUを利用できる。本体のみの場合はCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を利用するが、Power Media Dockを使うことでAMD Radeon 6650Mにパワーアップできるのだ。そのため、各ベンチマークでは接続時、非接続時のスコアを掲載している。

 まずはWindows 7の快適さを表わす指針「Windows エクスペリエンスインデックス」のスコアから。

VPCZ239FJ/B本体のみの「Windowsエクスペリエンスインデックス」のスコア

Power Media Dock接続時のスコア

 本体のみとPower Media Dock接続時と比べると、「グラフィックス」が「5.8」から「6.8」、ゲーム用グラフィックスが「6.3」から「6.8」と上昇していることが分かる。「グラフィックス」はデスクトップの描画性能を表わす項目なので、普段の作業もPower Media Dockを接続していたほうが快適に作業できるだろう。

 Power Media Dock接続時にもっとも低いのが「メモリー」の「5.9」だが、4GBの容量を考えれば妥当な数値だろう。ストレージに高速な第3世代SSDを採用しているだけあって、「プライマリハードディスク」は最高値である「7.9」だ。

3D性能を計測する「3DMark Vantage」

 マシンの3D性能を計測する「3DMark Vantage」では、接続時と非接続時とでスコアの数値に2倍以上の差が付いている。スコアの詳細を見てみると、CPUの数値はそれほど変わっていない。やはり外付けGPUによって、3Dの描画性能が格段に向上している。

VPCZ239FJ/B本体のみの「3DMark Vantage」のベンチマーク結果

Power Media Dock接続時の結果

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