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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第15回

今買うHDビデオカメラの本命!?

3D撮影だけじゃない! パナ「HDC-TM750」の魅力

2010年09月15日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 ついにパナソニックから3D撮影のできるコンシューマー向けHDビデオカメラ「HDC-TM750」が発売された。今回は、筆者の趣味であるキャンプツーリングに持参していろいろと試してみることにした。

 最初に本機の概要を説明しておくと、253万画素×3の「3MOSセンサー」を採用し、独自規格となる1080/60p記録、96GBの大容量内蔵メモリーなど、従来機である「HDC-TM700」の特徴を引き継いでいる。ボディなども基本的にはほぼ同じだが、ボディカラーが黒に近いグレーから明るいシルバーに変わっている。

「HDC-TM750」本体

「HDC-TM750」本体

3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」

3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」

 肝心の3D撮影は別売の3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」が必要となる。本機が実売で16万円前後、3Dコンバージョンレンズが実売で3万7000円前後となる。合計で約20万円だ。

 なお、3Dコンバージョンレンズに対応したモデルは、本機のほかに「HDC-TM650」がある(実売価格11万円前後)。3MOSセンサー搭載で内蔵メモリーは64GBという弟モデルだ。主な違いは、液晶モニターのサイズが本機の3型から2.7型にやや小さくなり、液晶ビューファインダーがなく、内蔵マイクがステレオになっていることだ。

前面レンズ上部にフラッシュを内蔵。レンズ部分にあるリングはマニュアルモード時の各種操作に対応している

前面レンズ上部にフラッシュを内蔵。レンズ部分にあるリングはマニュアルモード時の各種操作に対応している

液晶モニター側の側面。液晶モニターの裏側には、電源や1080/60p撮影モードへの切り替えボタンのほか、HDMI(ミニ)/USB端子やSDXC対応カードスロットがある

液晶モニター側の側面。液晶モニターの裏側には、電源や1080/60p撮影モードへの切り替えボタンのほか、HDMI(ミニ)/USB端子やSDXC対応カードスロットがある

グリップ部の右側は、動画/静止画/再生のモード切替、シューアダプター取り付け部、MIC/ヘッドホン出力端子などがある

グリップ部の右側は、動画/静止画/再生のモード切替、シューアダプター取り付け部、MIC/ヘッドホン出力端子などがある

上面には、前方に5.1chマイク、後方にズームレバーと静止画用のシャッターボタン、「おまかせiA」や「手ブレ補正」ボタンがある

上面には、前方に5.1chマイク、後方にズームレバーと静止画用のシャッターボタン、「おまかせiA」や「手ブレ補正」ボタンがある

3型の液晶モニターはタッチパネル操作に対応。電子ファインダーも備えている。バッテリーを取り外すと電源のDC入力端子がある

3型の液晶モニターはタッチパネル操作に対応。電子ファインダーも備えている。バッテリーを取り外すと電源のDC入力端子がある

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