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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第39回

日立から待望の3Dテレビが登場

スマホ連携&3D対応の「Wooo GP08/XP08」をチェック!

2011年08月11日 11時00分更新

文● 鳥居一豊

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 日立製作所から、大画面テレビ「Wooo」の新モデル「GP08」と「XP08」が発表された。従来モデル「XP07」シリーズの後継となるが、今回からプラズマがGP、液晶がXPと分かれた。その理由はGP08が3D対応であるためだ。

 3D対応プラズマテレビであるGP08ラインナップは、50V型の「P50-GP08」(実売予想価格32万円前後)、46V型の「P46-GP08」(同27万円前後)、42V型の「P42-GP08」(同22万円前後)の3モデル。

 液晶テレビのXP08は、42V型の「L42-XP08」(実売予想価格19万円前後)、37V型の「L37-XP08」(同17万円前後)、32V型の「L32-XP08」(同14万5000円前後)の3モデルとなる。発売は、GP08が8月27日、XP08が9月10日の予定だ。

 GP08シリーズとXP08シリーズは、パネルが3D対応プラズマか液晶か、という違いのみなので、基本的には今回はGP08シリーズを中心に新機能や画質の実力をレポートしていく。XP08シリーズだけの機能などについては当該部分で紹介する。

外観デザインは従来機を踏襲

「P50-GP08」と3Dメガネの「TP-AE3D200」。フレーム部分の右上に3Dのロゴマークが加わっている。3Dメガネは(視力矯正用)メガネの上からも装着できるタイプで、サイズバリエーションは1種類のみ

「P50-GP08」と3Dメガネの「TP-AE3D200」。フレーム部分の右上に3Dのロゴマークが加わっている。3Dメガネは(視力矯正用)メガネの上からも装着できるタイプで、サイズバリエーションは1種類のみ

 GP08の基本的なデザインについては従来機を踏襲しているが、スピーカー部などのデザイン処理に一部変更が加わっている。3Dメガネは別売で、液晶シャッター方式の専用3Dメガネ「TP-AE3D200」も同時に発売される。

専用の3Dメガネ。レンズ部分からテンプル(つるの部分)へのラインは厚めで、側部から入る光が目に入りにくくなっている

専用の3Dメガネ。レンズ部分からテンプル(つるの部分)へのラインは厚めで、側部から入る光が目に入りにくくなっている

電源スイッチは左側の下部にある。スライドスイッチ式のため、ON/OFFの確認がしやすい

電源スイッチは左側の下部にある。スライドスイッチ式のため、ON/OFFの確認がしやすい

入出力端子は、右側面と背面に配置。HDMI端子などのほか、側面の上部には着脱式のHDD「iVDR-S」用の「iVポケット」も備える。500GBの内蔵HDDも背面上部の放熱口越しに確認できる

入出力端子は、右側面と背面に配置。HDMI端子などのほか、側面の上部には着脱式のHDD「iVDR-S」用の「iVポケット」も備える。500GBの内蔵HDDも背面上部の放熱口越しに確認できる

 外観や入出力端子などはほぼ従来機のままだが、内蔵HDDが320GBから500GBに容量がアップしている。本機は内蔵HDDのほか、独自規格のカセットHDD「iVDRーS」への録画に対応するほか、ネットワークダビング機能によりNAS(ネットワークHDD)へのダビングやムーブも可能。

 録画容量の心配は基本的にないが、それでも買った状態でそのまま使える内蔵HDDが大容量化されているのはお得感がある。録画機能に関しても従来機を踏襲しており、最長8倍のハイビジョン録画ができる点や、ダブル長時間録画に加え、地デジの裏番組の視聴も行なえるのは同じだ。

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