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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」第35回

完全ワイヤレスで使える自由形テレビ

2台目テレビの本命!? 「フリースタイルAQUOS」

2011年05月18日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 薄型テレビはLEDバックライトの採用で薄型化に拍車がかかり、一時話題になった“極薄モデル”がもはや一般的なスタイルになろうとしている。

 これは、省スペース化はもちろんのこと、梱包時の体積を小さくして運搬コストを抑えることにも貢献するなど、さまざまなメリットがある。そんな最新の薄型テレビを見ていると、スタンド置きのオーソドックスなデザイン自体も変わるべきだと感じる。特に小型テレビはもっと軽快でいいのではないか?

「フリースタイルAQUOS」は、バッテリー内蔵のディスプレー部(左)と据え置き型のチューナー部(右)で構成される 「フリースタイルAQUOS」は、バッテリー内蔵のディスプレー部(左)と据え置き型のチューナー部(右)で構成される

 今回取り上げるシャープ「フリースタイルAQUOS」こと「LC-20FE1」(6月発売予定。予想実売価格10万円前後)は、最薄部24mmという薄型ボディに加えて、重量も約3.3kgと軽量。バッテリー内蔵でACアダプターなしでも使えることに加え、チューナー部は別体で、チューナーとディスプレー部はワイヤレス接続となる。つまり、完全ワイヤレスで手軽に持ち運べるテレビなのだ。

11年目にして実現した完全な「フリースタイル」

背面から見たところ。収納式のスタンドとキャリングハンドルを備えており、どこにでも手軽に持ち運び、テレビを設置して使える スタンドとハンドルを収納したところ。背面はほぼフラットで、片付けるときには収納もしやすい
背面から見たところ。収納式のスタンドとキャリングハンドルを備えており、どこにでも手軽に持ち運び、テレビを設置して使えるスタンドとハンドルを収納したところ。背面はほぼフラットで、片付けるときには収納もしやすい

 2000年に登場した初代AQUOS「LC-20C1」は、キャリングハンドルを備えたデザインとなっており、小型サイズを生かして持ち運びがしやすいことも訴求していた。

 とはいえ、アンテナ線や電源が必要な従来のテレビでは持ち運べるだけで、どこででもテレビが見られるわけではなかった。LC-20FE1はAQUOS登場から11年目にして誕生した、家の中のどこでも楽しめるテレビなのだ。

別体のチューナー部。正面(上)の操作ボタンは電源とLINKボタンの2つだけ。背面(下)には、アンテナ端子のほかEthernet端子とUSB端子を備える 別体のチューナー部。正面(上)の操作ボタンは電源とLINKボタンの2つだけ。背面(下)には、アンテナ端子のほかEthernet端子とUSB端子を備える

 ディスプレー部は20V型(1366×768ドット)の液晶パネルを搭載し、サイズは幅48.6×奥行き3.3(最薄部2.4)×高さ29.5mmとなる。別体のチューナーは電源やアンテナの接続が必要だが、幅17×奥行き18×高さ3.6㎜というコンパクトサイズなので、置き場所に困ることはないだろう。ディスプレー部はバッテリーの充電が完了していれば、配線の必要はない。

設置状態を横から見てみる。画面は後方に傾くスタイルで、フォトフレームのような立て方になる
設置状態を横から見てみる。画面は後方に傾くスタイルで、フォトフレームのような立て方になる

 チューナー側の電源をオンにすれば自動でディスプレーとワイヤレス接続を行ない、テレビ番組などが表示される。充電およびコンセント給電で使うためのACアダプターは、よく使う部屋に置いておけばいいだろう。基本的には書斎や寝室でAC電源で使い、昼間はキッチンなどに持ち運んでバッテリーで使用する。こんな使用シーンが思い浮かぶ。

 ワイヤレス接続について、木造2階建ての筆者の自宅でいろいろと試してみたが、木造ならば電波は1Fと2Fでも問題なく届くので、家の中のどこでもテレビ放送を見ることができた。

 玄関の先や庭先、ベランダといった屋外でもきちんと受信できたので、案外活用範囲は広そうだ。ただし、防水ではないので屋外で使うときには雨には注意したい。また、直射日光の下では映像が見にくくなるので、縁側など屋根のあるところに置くのが無難だろう。

 なお、バッテリー駆動によるテレビ表示は2時間可能だ。

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