今回の「ファーウェイ通信」は、日本におけるコンシューマー事業トップである、ファーウェイ・ジャパン 日本&韓国プレジデント 賀磊(ハ・レイ)氏のインタビューをお届け。2024年の振り返りやファーウェイ製品の強みに加えて、今後の展望、今年登場しそうな製品のヒントも含まれている!?
日本のユーザーは製品の機能面やサポートを重視するのが特徴的
2024年は新しい体験が可能な製品をリリースすることができた
――ASCIIでハ・レイさんにじっくりとお話をうかがうのは、初めての機会になります。そこで、まずお聞きしたいのですが、日本市場や日本のユーザーの特徴をどう捉えていますか?
これはファーウェイ・ジャパンとして以前からお伝えしてきたことですが、日本のユーザーはグローバルの中でも、とても特徴的だと感じています。
具体的には、日本のユーザーは理性的な購買行動をとる傾向が強いです。たとえば、ある製品を購入する際に、グローバルの多くの市場では、製品の外観などデザイン面を重視するユーザーが多いのですが、日本では機能面に注目するユーザーが多くいます。製品そのものだけでなく、販売やサポートといったサービスを重視することが日本のユーザーの特徴だと思います。
また、ハイエンド製品中心の市場という特徴があります。ですので、日本における広告宣伝の方法も、私たちは他の国々とは異なるやり方を採用しています。これは、他のグローバル企業も同様のケースが多く、非常に独特な市場だという印象を持っています。
――2024年のファーウェイは、特にウェアラブル製品とオーディオ製品のカテゴリーにおいて、存在感を見せた印象があります。
ウェアラブル製品は、ユーザーが受け入れる素地がさらに拡大したという背景があります。ウェアラブル製品が提供する主な機能は「健康管理」と「ワークアウト記録」ですが、自分の生活で「役に立つ」という認識が広がったのではないでしょうか。
ファーウェイは日本市場において、価格帯や機能、デザインなどの個性が異なる様々なウェアラブル製品をラインアップしています。これまでは「HUAWEI Band」シリーズのようなローエンド製品の販売が好調でしたが、2024年は「HUAWEI WATCH GT」シリーズのようなミドルハイエンド製品にも力を入れた結果、こちらも多くのユーザーに受け入れてもらえました。
「HUAWEI WATCH GT 4」以降のモデルに搭載されたゴルフ機能も、日本のユーザーのニーズにマッチし、人気に貢献したと考えています。
オーディオ製品については、ユーザーに新たな体験を提供できたことが好調な販売に結びついたと考えています。
たとえば、オープンイヤー型イヤホンの「HUAWEI FreeClip」では、しっかりと装着できて落下の心配はほとんどないのに長時間の装着でも不快感が少ないことと、ランニング中やテレワーク中に使用しても周囲の音がちゃんと聞こえるため安全かつ利便性が高いことなど、これまでにない革新的な製品の特長がユーザーにきちんと伝わり、それがユーザーのニーズにマッチしました。
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