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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第26回

ニコニコ動画に隠れた、生の芸術 「ジャガボンゴ」の魅力を探る

2010年06月26日 12時00分更新

文● 四本淑三

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初音ミクに歌わせているという意識はない

―― 次は音楽的なプロフィールを伺いましょう。音楽の勉強はしましたか?

こんP 幼稚園くらいから小学校までピアノはやってましたけど、バイエルのようなものを人から言われて弾くだけでした。作りはじめたのは中学校のときです。ネットを見て、CDを自分で焼けることを知ってからですね。

―― アウトプットの形が見えたからですね。

こんP そうですね。CDに曲を入れることもできるし、その曲自体も自分でつくれる。それから音楽を作り始めたんです。それでフリーソフトを集めて、作りはじめました。

―― 当時の機材構成は?

こんP 家庭用ノートパソコンが一台。以上です。

―― ははは。それにフリーソフトが入っているだけ?

こんP ですね。

―― 音源は内蔵のMIDI音源?

こんP いえ、「Sound Club」という海外製のソフトがあって(公式サイト)。そこに、サンプラーみたいな音源が入ってるんです。

「Sound Club」for Windows 95/NT

―― それで楽器を練習するでもなく。

こんP ひたすら打ち込みですね。そのチープな機材構成は今も変わりません。未だに使っているのはフリーソフトですね。高い機材を買ったら今の音は出せないと思います。

―― 初音ミクは高い買い物だったんじゃないですか?

こんP なんで買ったんだか、いまだに良く分からなくて。最初は興味なかったんですけどね。歌わせなくても音源として普通に使えることが分かって、多分それからですね。

―― 歌わせることには興味なかったんですか?

こんP まだ、歌わせているという意識はないです。

―― 確かにシンセの発振器と同じように使ってますよね。

こんP 最初からそういう使い方を想定していたかも知れないですね。「神調教」みたいなことはやらないだろうなとは思っていました。

シンセの発振器 : シンセサイザーは、音楽のもとになる音を波形からいじる楽器。発振器は、その音楽のもととなる音を空気の震えから生みだすもの

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