このページの本文へ

四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第26回

ニコニコ動画に隠れた、生の芸術 「ジャガボンゴ」の魅力を探る

2010年06月26日 12時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

誰にも真似できないセンスだけでやっている

―― じゃあ鈴鳴さんがカバーした理由を教えてください。

鈴鳴 こんぺいとうさんに近づきたいと思ったんです。ずっとあこがれてましたから。

こんP わっからんなあ。



―― ははははは。本人はそうでしょうね。

こんP 本能のままに作っているんですよ。ダメなものも含めて楽しむという。出来たものをただ出すだけで。後で後悔するんですけど消すほどでもなく。だからやたら持ち上げられるんだけど、そんなもんじゃないよって思うし。人気があるという実感もないんですよ。ぼくはスズナリさんみたいになりたいですけど。

鈴鳴 えっ! 今の発言は(記事に)必ず使って下さい!

―― はいはい使いますけど。というか鈴鳴さん、なんでそんなに近づきたいんですか。こんぺいとうPよりはるかに年上なのに。

鈴鳴 雑念が全然ないというか。どうだすごいだろうという、「ドヤ顔」が見えない。素っ裸のセンスだけでやっているところがすごいと思うんですよ。

こんP それは下手とか、完成度が低いとか、しょうもないという意味ですよね?

鈴鳴 いえいえ。もともとそういうのを目指していないところがすごいと思うんです。技術的には、もっとやれば良くなるんだろうけど、センスという点ではNG出すところがないですね。それは誰にも真似できるものじゃない。

―― 原石としての可能性は、音楽をやる人にしか分からないかも知れないですね。

鈴鳴 そういう意味で彼はミュージシャンズ・ミュージシャンだと思うんです。

作曲家・山本ニューさんも子どもと歌っている

―― 鈴鳴さんはジャガボンゴが流行った理由は何だと思いますか?

鈴鳴 もともと、みんなこんぺいとうPにあこがれはあったと思うんです。でも、近づきがたいオーラを発していた。そこに彼がリミックス用の音源を公開してくれて、やっと扉を開いてくれたというので、みんな一目散に行ったわけですよ。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン