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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第7回

単品コンポの敷居の高さを解消!

初心者も安心の3D対応AVアンプ「RX-V567」

2010年06月16日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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画面はシンプルだが操作は簡単
使いやすさを高める機能も満載

音場測定用のマイク。マイクの底面には三脚などに固定できるネジ穴も備わっている

音場測定用のマイク。マイクの底面には三脚などに固定できるネジ穴も備わっている

 本機を使うにあたっては、まず機器の接続と自動音場補正機能の「YPAO」(ヤマハ・パラメトリック・ルーム・アコースティック・オプティマイザー)で初期設定を済ませる。

「YPAO」の測定スタート画面。補正のためのEQ Typeは、周波数特性を平坦にする「Flat」、フロントスピーカーの特性に合わせる「Front」、自然な音質に調整する「Natural」の3つがある

「YPAO」の測定スタート画面。補正のためのEQ Typeは、周波数特性を平坦にする「Flat」、フロントスピーカーの特性に合わせる「Front」、自然な音質に調整する「Natural」の3つがある

YPAOの測定中の画面。画面では進捗状況が随時表示されるが、すべて自動で行なわれるので、特に操作の必要はない

YPAOの測定中の画面。画面では進捗状況が随時表示されるが、すべて自動で行なわれるので、特に操作の必要はない

 YPAOは付属の測定用マイクを視聴位置に置いて測定と補正を行なうもので、方法自体は他社の自動音場補正機能と変わらない。メリットは測定のための時間が数分程度と比較的短く、測定中にあれこれと操作を促されることもなく、すべてAVアンプまかせにしておける手軽さだ。

セットアップ画面のメニュー。メニュー画面は文字主体の表示でしかも英語表示なのが少々残念。しかし、決して難しい英語というわけではないので、特に困ることはない

セットアップ画面のメニュー。メニュー画面は文字主体の表示でしかも英語表示なのが少々残念。しかし、決して難しい英語というわけではないので、特に困ることはない

スピーカーセットアップ画面のメニュー。スピーカー設定などの基本設定を確認・微調整できる

スピーカーセットアップ画面のメニュー。スピーカー設定などの基本設定を確認・微調整できる

スピーカーセットアップの「Config」画面。各スピーカーのスモール/ラージを設定。YPAOでスモールと設定された場合でも、ラージ設定に切り換えた方が音の出方が素直になることもある。好みで試してみたい

スピーカーセットアップの「Config」画面。各スピーカーのスモール/ラージを設定。YPAOでスモールと設定された場合でも、ラージ設定に切り換えた方が音の出方が素直になることもある。好みで試してみたい

スピーカーセットアップの「Level」画面。各スピーカーの音量レベル差を確認できる。音量レベルの数値が表示されないが、聴感で左右のバランスを微調整するなどには十分

スピーカーセットアップの「Level」画面。各スピーカーの音量レベル差を確認できる。音量レベルの数値が表示されないが、聴感で左右のバランスを微調整するなどには十分

スピーカーセットアップの「Equalizer」画面。操作ではEQのオン/オフのみが選べる。EQのカーブを微調整するようなマニアックな機能は搭載していない

スピーカーセットアップの「Equalizer」画面。操作ではEQのオン/オフのみが選べる。EQのカーブを微調整するようなマニアックな機能は搭載していない

スピーカーセットアップの「Distance」設定。スピーカーの距離を設定する。YPAOの測定結果と、メジャーなどで測った実測値を比べてみると面白い。それらの数値による差を考えつつ、最終的には耳で微調整する

スピーカーセットアップの「Distance」設定。スピーカーの距離を設定する。YPAOの測定結果と、メジャーなどで測った実測値を比べてみると面白い。それらの数値による差を考えつつ、最終的には耳で微調整する

 これで基本的な設定は完了なのだが、「Setup Menu」でさらに細かい設定も行なえる。例えば「Speaker Setup」では、接続したスピーカーの数やサイズ、距離やレベルといった基本設定を行なえる。YPAOでの測定後は、測定したデータが登録されているのでその数値を元に微調整をするといった使い方もできる。

 距離設定やレベル設定は、マイクを使って機械的に測定した方が正確なのだが、経験上実際に耳で聴くと音量にレベル差を感じることがあるので、基本的には測定後に必ず聴感で確認してレベル差を微調整することにしている。距離設定は、距離を変更することで残響やディレイの量が増減するので、サラウンド再生時の空間の広さを好みに合わせて調整できる。

 これらの調整はかなりマニアックなので、基本的にはYPAOまかせで問題ない。ただし、こうした調整を追い込むと驚くほどサラウンドの効果やサウンド自体の聴こえ方が変わるので面白い。本機は実売で約5万円ほどだが、音質的に不満だからといって1ランク上の8万円台のものに買い換えるくらいなら、設定を追い込んだ方が音は良くなる。

 この手の測定や調整はついつい真面目に考えてしまいがちだが、ホームシアターでは正確さよりも自分が楽しめる音にすることが重要なので、大胆に数値を変更して音場の違いを聴き比べてみるといい。めちゃくちゃな状態になってしまったら、測定をやり直せばいいのだ。

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