3D非対応でも画質の実力はトップクラス
「KURO」より深い!? パナ「VIERA V2」の黒表現
2010年04月21日 12時00分更新
現在、薄型テレビといえば「3Dテレビ」に注目が集まっており、各メーカーとも最新のパネルや技術を惜しみなく投入している。しかし、現状では視聴のための3Dコンテンツが放送、BDソフトを含めて本格的には登場しておらず、「今すぐ買いたい」製品とは言い難い状態だ。
長く使いたい薄型テレビだけに、先を見越して「3Dテレビ」を手に入れるという考え方もあって悩ましいが、現状は今まで通りの2Dテレビで十分という人も多いだろう。
そんな人にとって見逃せないモデルのひとつがパナソニック「VIERA」の上位機種となる「TH-P42V2」(実売価格26万円前後)。新開発のプラズマパネル「フル・ブラックパネル」は、3D表示に関する技術などは省略されているものの、パネル自体は3Dモデルの「TH-P50VT2」と同等のものとなっており、愛称である「黒のビエラ」にふさわしい圧倒的な高コントラストと、深みのある黒の再現を可能にしたモデルだ。
すでにスタンダードモデルである「TH-P42G2」(実売価格22万円前後、関連記事)も紹介しているが、デザインが似ていることもあり、大きな差がないように見える。しかし、装備などではいくつかの違いもある。
クールな印象の外観
外観から見ていくと、ボディカラーはチタンシルバーとなっており、モダンな印象が際立っている。入力端子などの装備も4系統のHDMI入力やUSB端子が2系統追加されているなど、装備の強化が図られている。
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