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コスト削減100本ノック 第17回

出張費削減からITでの工夫までノウハウ満載

【17本目】説得力高し!日立ソフトが試した「コスト削減の虎の巻」

2009年10月09日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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コスト削減技を集めた「虎の巻」をのぞいてみよう

 こうしたコスト削減策をわかりやすく解説し、実際に試算できるのが、同社が作成した「コスト削減虎の巻」である。これは同社の営業などで紙版が利用されているほか、キャンペーンサイト上でアンケートに答え、個人情報を登録することでPDF版をダウンロードできる。

日立ソフトのキャンペーンサイトでは「コスト削減虎の巻」のダウンロードが可能

 今回対象になるのは4カテゴリ・17商品に渡るが、基本的に1商品につき3ページでわかりやすく説明されている。たとえば、「遠隔会議システムの導入で海外出張費を削減!」というテーマであれば、まずは1ページのサマリが掲出されている。現状かかっている出張コストと削減のモデル、導入前と導入後の比較などが、まさに1枚プレゼンで説明される。そして、実際にユーザーが削減幅などを試算する式なども載っている。そして、具体的な遠隔会議システムの説明は2・3ページ目に分けられているが、こちらも基本は図や絵がメインのプレゼンテーションでわかりやすい。

 基本的にはIT管理者などにお勧めしたいが、販売管理費の削減をテーマにした前半は総務部の方でも納得できる内容だと思われる。

イラストや図がメインでとてもわかりやすいコスト削減虎の巻

 遠藤氏は「私もこれを持ってお客さんのところに回りましたが、17商品中、2~3くらいの策はすでに実施しているところが多いんです。とはいえ、やっていないものもあるねという気づきを与えられますので、そこから商談に落とし込める場合もありますね」とのこと。確かに製品の機能がメインのカタログより、先方との話が弾みそうな内容だ。

 遠藤氏曰く「私が回った限り、これ以外のコスト削減策だと、電話などの通信コストくらいしか聞いたことがないです」というくらい網羅感は高い虎の巻。「これ以上削れないよ~」とお悩みの管理者は一読するといかがだろうか?

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