5月17日、日立ソフトウェアエンジニアリングは、同社の学校向け電子黒板「StarBoard(スターボード)」シリーズに4モデルを追加。5月18日より販売開始する。価格は個別見積もり。
追加されたのは、地デジテレビを電子黒板として利用できる後付け型の電子黒板フレーム「PX-DUO-50V(F)」と、離れた場所からパソコンの操作や電子黒板機能を使用できるワイヤレスタブレット「StarBoard WT-1」、WXGA+対応19型大画面タブレットタイプの電子黒板「StarBoard T-19WX」、ホワイトボード「FX-TRIO-77」とプロジェクタを組み合わせた一体型ソリューションの4モデル。
「PX-DUO-50V(F)」は、地デジテレビを電子黒板化する後付け型の電子黒板フレーム。装着することで、テレビに表示した画面に対し、電子ペンや指、指し棒で直接画面に書き込めるようになる。また、フリーハンドで描いた絵を、自動的に整形する「インテリペン」や、手のひらでスクロール操作が可能な「マジカルタッチ」などの機能が搭載されている。画面の両側にファンクションボタン(ショートカットボタン)なども装備。なお、現在対応するのはパナソニック製プラズマテレビ「TH-P50G1EH/TH-P50G1E」の2モデルとのこと。
「StarBoard WT-1」は、2.4GHz RF無線方式により、パソコンから10m離れた場所からでも操作が可能なワイヤレスタブレット。充電式のバッテリを採用し、最大17時間まで使用可能となっている。
「StarBoard T-19WX」は、WXGA+(1440×900ドット)対応するタブレットタイプの電子黒板。RGB(D-Sub15ピン)の出力を標準装備する。
4モデル目は、ホワイトボード型電子黒板「FX-TRIO-77(77型)」と短焦点プロジェクタ(日立製作所製超短焦点プロジェクタ CP-A200J)およびスタンドを組み合わせた一体型電子黒板ソリューション。スタンドは約1800~2320mmの高さ調整ができ、追加でパソコン用棚板やDVDデッキなどを置く背面台などのオプションが用意されている。