本連載の17回目で取り上げた日立ソフトの「コスト削減の虎の巻」の中で、とりわけ高いコスト削減を実現するソリューションとして挙げられていたのが電子黒板「StarBoard」である。あまりなじみのない電子黒板だが、TV会議システムとの併用で質の高い会議を実現できる。
デジタルであることを活かした「電子黒板」とは?
StarBoardは日立ソフトが手がける電子黒板製品。電子黒板は文字通り黒板やホワイトボードをデジタル化したもので、ボードやタブレットに直接絵や字を書き込むことができる。
StarBoardはデジタルであることのメリットを活かし、書き込みスペースを拡げることができるほか、手書き文字をテキストに変換したり、ファイルを開いて直接書き込んだり、編集したファイルをそのままPCに保存することもできる。実際になにができるかについては、以下の写真で見てもらった方が早いだろう。
こんな感じで、デジタルであることを活かした実に多彩な機能を持つ。それもそのはず、StarBoardはすでに13年の歴史を持つ電子黒板の老舗中の老舗。10万5000台を誇る販売実績の8割が海外ということで、グローバルで有名な日本のIT製品といえる。「海外では電子黒板がすでにスタンダード。先進国でチョークを使って黒板に書いているのは日本くらいです」(杉田氏)とのことで、国内の文教市場では今後も伸びしろがあるようだ。
(次ページ、StarBoardを遠隔会議で使ったら?)
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