Q. インターネットには、その日のニュース集や語学、財テクといった情報をタダで提供してくれる登録制のサイトやブログがありますよね。労力の割にはあまり儲かってなさそうにも見えるんですが、まさか管理人は趣味でやっていたりします?
アクセスを集める手段に使われるメルマガ
こんにちは、アフィリエイト研究家の伊藤です。そこそこ便利な情報を得られるブログやサイトが、なぜ無料で使えるのか。もちろん本当に善意で運営しているところもありますが、大半はズバリ儲けるために提供されています。
ウェブページに広告やアドセンス、アフィリエイトリンクを張るのはもちろんご想像のとおり。さらに収益を上げる有望な手段として、ウェブとは別にメールマガジンを使うという手があります。
「メールマガジンなんか読んでいないし、もう廃れたサービスなのでは」と思い込んでいる方もいるかもしれませんが、実はアフィリエイト業界では有望な稼ぎ手として認識されています。
その証拠に、無料サービスに登録する際、メールアドレスを入力しませんでしたか? そして、入力したメールアドレスに認証用リンクが書かれたメールが送られてきて、これをクリックして始めてサービスの利用が可能になりますよね。それだけ、メールがきちんと届くことを確認しておくことが重要ということです。
気づいていますか? メールアフィリ
とはいえ、無料ブログに登録したからといって、あからさまな売り込みメールが届くわけではありません。運営している企業の信用問題というのもありますし、サービスの使いこなしのTipsであったり、機能追加やメンテナンスのお知らせが大半だと思います。
しかし同時に大抵の場合、このメールには“あるもの”が仕込まれているのです。それがアフィリエイトリンクです。例えば「カードを作りませんか」とか、「オンラインキャッシングはこちら」といった文面が、ヘッダーやフッターに広告として挿入されている場合が多いと思います。
例えばこのリンクをクリックして、オンラインキャッシングでお金を借りたりすると、だいたい5000~1万円程度のアフィリエイト報酬になるそうです。配信部数が10万部、成約率が0.01%、アフィリエイト報酬が1万円だったとしたら、10万円程度の収益が発生することになるわけです。
(次ページに続く)

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