この連載は江渡浩一郎、きゅんくん、青木俊介が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回はきゅんくんが「黒メカフ(仮)」制作のために、「MTCALF stage」を応力解析した。
今回は、CADソフト「Fusion 360(フュージョン360)」を使用して、ウェアラブルアームロボット「MTCALF stage(メカフステージ)」の応力解析をする。
Fusion 360はAutodeskが提供する3DCADソフトだ。学生や個人、年間10万ドル以下のビジネス用途ならば無償で使える。3DCADというのはコンピューターでの設計を支援するツールである。
レンダリングやシミュレーション、CAMなどが統合されており、低価格ながら多機能で、ホビイストやスタートアップメンバーなどの間でユーザーが増加している。
メカフステージは、小型のウェアラブルアームロボット「METCALF clione(メカフクリオネ)」を改良しつつ大きくしたものだ。時間のなさもあり、構造については不安が残る個体となってしまった。メカフステージを応力解析することで改良点や問題点などを見つけて次作に生かしたいと思う。
メカフステージの設計には「Inventor(インベンター)」という3DCADソフトを使用した。
上の画像が、Inventor上の画面だ。これをfusion 360にアップロードして解析にかけると下記画像のようになる。

この連載の記事
- 第240回 ゲルマニウムラジオ作ってみた!
- 第239回 作業時間はたったの2時間強!彼氏と自分専用のSNSをノーコードのBubbleで作ってみた
- 第237回 会社に頼らず生きていける人の「矢面力」って?
- 第236回 このロボットが面白い! 2022【きゅんくん選】
- 第236回 Twitterの自撮り界隈「#自発ください」のいいね数は通常の600倍? 初めてJuliaで分析してみた
- 第235回 最近見かける「越境人材」って?
- 第234回 LEGOテクニックにはまった
- 第233回 バンドを組んだ話
- 第233回 マイクロソフトのノーコードツールLobeで私服が「地雷系」か「量産型」か判定するアプリを作ってみた!
- 第232回 大企業かベンチャー 新規事業にチャレンジするならどっち?
- この連載の一覧へ